いよいよ今月末に開催が近づいた東京ゲームショウ(TGS)。今回はお勧めの楽しみ方を伝授する。
2018出展タイトルは下記。
目次
東京ゲームショウについて
東京ゲームショウ(TOKYO GAME SHOW)は毎年9月末、10月初めに幕張メッセで開催されるゲームの展示会。E3、Gamescomに並ぶ世界三大ゲームショウの一つでもある。
TGS2017は9月23日と24日が一般公開日となっており、入場は当日券が1,200円。前日まで販売されている前売り券は1,000円となっている。行く予定がある場合は事前に前売り券をコンビニで購入すると良い。
ちなみに枚数限定で優先入場可能な「TGSサポーターズクラブチケット」も存在する。こちらは3,000円と割高だが、限定Tシャツとピンバッジが付属し、20~30分早く入場することが出来る。
展示内容
東京ゲームショウの見どころは大きく分けて「試遊」「物販」「ステージイベント」「コスプレ」が存在する。
試遊
TGSの戦利品。グッズとか買わずに試遊しながらフラフラしてただけだけど、楽しかった! BO3のTシャツとSW BFのポスターは試遊のオマケ pic.twitter.com/jrKlHbj327
— mocha@カーバンクル(neko_p) (@mocha_ff14) September 21, 2015
TGS最大の目玉は未発売ゲームの試遊だろう。TGS2017では来年発売予定のビッグタイトル『モンスターハンター:ワールド』をいち早く試遊することが出来た。
また、多くのゲームは試遊することで限定グッズを貰うことが出来る。ゲームによってはTシャツまで貰えるものもある。グッズ目当ての試遊もアリだと思う。
しかし試遊はタイトルによっては整理券、並べる場合でも数時間待ちはザラである。人気タイトルを遊びたい場合は始発で行く覚悟が必要となる。
物販
TGS物販! pic.twitter.com/LCWqNMwhy0
— やたろー (@Ya_taroun2) September 17, 2016
TGSもう一つの魅力は限定グッズも含む「物販」だろう。こちらも待機列は非常に長い。人気商品の物販は始発で並ばないと売り切れる可能性は高い。
お勧めは別記事にもまとめた「スクウェア・エニックス ミュージックショップ」である。
ステージイベント
各企業ブースで開催されるステージイベントも非常に盛り上がる。未発売の新作ゲームを開発者がステージ上で説明したり、実機でのデモンストレーションも行われる。
また、一昨年辺りから格闘ゲームやシューターの大会「eスポーツ」もTGS会場で開催されている。2017年は「e-Sports X」として『ストリートファイターV』や『ウイニングイレブン』『オーバーウォッチ』などの人気タイトルの大会も実施された。
コスプレ
東京ゲームショウではゲームキャラクターに扮したコスプレイヤーも見どころの一つ。コミケのようなカオスというよりは、FFやペルソナなど人気キャラのコスプレが多い。
なお撮影スポットはコスプレエリアに限定される。会場内を一通り回った後にコスプレエリアを覗いてみるのも楽しい。
その他
その他にも会場で配布されている頒布物も大きな魅力である。特に大型のショッパーは多くの企業で配られており、どれを持って帰るかは悩むところ。去年、一昨年はペルソナ5のバッグが特に人気で奪い合いとなっていた。
日曜日に初めて東京ゲームショウ行ったけど、人おおすぎてめっちゃつかれた。てか綺麗なお姉さんがたくさんいて目の保養になりましたwww(名前わからないけどorz) #TGS2016 #TGS #東京ゲームショウ2016 #コンパニオン #目の保養 pic.twitter.com/v9uSwVQWdd
— なかやん@NH*DIA(1年限定) (@naka_sfc17) September 20, 2016
きれいな女性だらけのコンパニオンさんもTGS名物の一つ。撮影をお願いするとポーズを取ってくれるのでカメラを用意していくと良いだろう。
オススメの楽しみ方
筆者が考えるオススメのTGSの楽しみ方を伝授する。
事前に調べる
雰囲気だけ楽しめれば良いという人以外は必ず事前に情報を調べておこう。TGS出展に関する情報は各企業のWebサイトで紹介されている。また、企業によってはWeb上で試遊予約が可能なケースも多い。TGS2017では『モンスターハンター:ワールド』の試遊を会員限定で抽選予約可能となっていた。
各企業でどんなゲームが出展されるのか、ステージイベントは何時から何が行われるのか、欲しい物販はあるか等調べておき予定を立てておくことが最重要となる。
目的を決める
情報を調べた後には当日の目的を決めよう。大きな分かれ目は「どうしても」試遊したいタイトル、買いたい限定商品があるか。この違いで始発で並ぶか、昼過ぎに行くかが変わってくる。間違ってでも「遊べたら良いな~」程度の心づもりで挑むのはNG。
始発で並ぶ場合は当日の天気によって辛さが大きく変わってくる。開催時期によっては炎天下で待ち続けたり、異様に寒いこともある。幕張メッセ周りで3時間以上座って並ぶことになるので準備はしっかりしておきたい。ちなみにトイレ事情は最近は非常に改善されている。早めに済ますことは重要だが、そこまで心配する必要は無いと思う。
試遊なしがオススメ
基本的に今のTGSでは「試遊」を目的にしない方が良い。というのもTGSは年々来場者数が増えており、2016年は過去最高の27万人となっている。2010年が20万人程だったことを考えると増加率は凄まじい。
来場者は増えても会場規模と各ブースの広さは変わらないため、そもそもキャパシティを完全にオーバーしている現状がある。
また、時代の変化にともない体験版がインターネット配信され、さほど待たずにプレイできるようになってきた。情報発信も動画サイトやSNSで行われ、会場でしか知り得ない、体験し得ないことは少なくなっている。
そのためメインは「ステージイベント」を狙うと良い。開発者を間近に見ることが出来るし、デモプレイを観て会場が一体になって盛り上がることが出来る。1本の試遊のために数時間待つよりもイベントを幾つも見て回る方が満足度は高いと思う。
特に最近はeスポーツも会場内で行われている。去年もスト5やハースストーンの大会を見るのがとても楽しかった。また、各企業のシアターブースで映像を見るのもオススメ。
参考コース
参考に去年のTGSのコースを貼っておく。
- 12時過ぎ会場に到着、スムーズに入場可能
- 物販でCDを購入
- 会場内を周りつつ頒布物を受け取る
- 事前予約していたタイトルを試遊
- シアターでPV鑑賞
- eスポーツコーナーで休憩、ハースストーン大会を見る
- 無料配布されているモンスターエナジーを貰う
- コスプレエリアを見学
- ステージイベントを巡る
予約タイトルのみ試遊したが列で並ぶこともなく非常に満足度の高い内容だった。参考にして欲しい。
良いTGSを
現在のTGSは「ゲームを遊ぶ場」では無くなっている。だからこそ各企業は自主的に試遊イベントを開催したり、体験版の配信を行っている。
軽い気持ちで「ゲームを遊び」に行くと疲れてしまうので、気をつけて良いTGSの思い出を作って欲しい。