『Tricky Towers』感想:テトリス風ジェンガな物理パズル

PS4向けに配信された物理パズルゲーム『Tricky Towers』をクリアした感想。プレイしたのは2年前だがSwitch版も発売するらしいのでまとめておく。

どんなゲーム?

Tricky Towers | Gameplay trailer | PS4

『Tricky Towers』はテトリスをベースにしたパズルゲーム。最大の特徴は物理エンジンが使用されていることでテトリス風の石を積み上げていくごとにタワーが左右に揺れ始め不安定になっていく。最大4人までのオンライン・オフライン対戦に対応しており、お助け・お邪魔アイテムも存在。パーティゲームとしてもお勧め。

PS4, Xbox One, PC向けに販売中。Switch版は10月11日に1,480円で配信予定。

魅力

筆者はPSプラスで無料配信されたタイミングでプレイしたが非常に面白く、プラチナトロフィー取得までやり込んでしまった。魅力を説明してみよう。

シンプルなルール

本作は基本的にはテトリスと同様のブロックが登場する落ち物パズルとなっている。ルールは下記の3種類が用意されている。

  • レース:誰よりも早く目標の高さまで積み上げる
  • パズル:規定の高さでより多くのブロックを積む
  • サバイバル:ブロックを落とさず多くのブロックを積む

ゲーム自体はブロックが消えないだけのテトリスなので超簡単。誰でも1回プレイすればルールを理解できる。ゲームとしての裾野の広さも魅力で普段ゲームを遊ばない人や子供も楽しめる。

奥深さ

裾野は広いがゲームとしては非常に奥深い。呪文を使うタイミングや安定するブロックの置き方、L1,R1でレンガを横から差し込むテクニックなど極めだすとキリがない。1人用のチャレンジモードは50以上のステージが用意されており、終盤はえげつなく難しい。プラチナトロフィー取得率0.1%がその難易度の高さを物語っている。オンライン対戦を始めて上を目指しだすとパズルゲームとしての深みにハマっていく。

優秀なパーティゲー

【パズル】弟者,兄者,おついち,ドンピシャの「Tricky Towers」【2BRO.】

『Tricky Towers』最大の魅力はマルチプレイの楽しさだろう。物理演算を用いているため想像できない状況が発生しやすく、ローカルプレイが非常に盛り上がる。相手を邪魔する呪文も『マリオカート』を彷彿とさせる効果でパーティ感が非常に強い。同程度のプレイスキルが必要となる点は注意が必要だが、集合してのローカル4人プレイが特にお勧めでワイワイ盛り上がれること間違いなしだ。

感想

テトリスをベースとしながらも物理ベースのバランス感が主軸のパズルゲームで非常に楽しめた。PS4のオンライン対戦は現在過疎りつつあるが、Switch版発売後は再び盛り上がるのではないだろうか。オンライン対戦も上手い人同士の対戦は面白いので是非多くの方にプレイして頂きたい。

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