ハズキルーペCMで学ぶ「狂気と笑い」:第3弾CMが不評な理由

渡辺謙さんのCMが大きな話題となった「ハズキルーペ」。その第3シーズンにあたる「武井咲」「小泉孝太郎」「舘ひろし」が出演するCMが面白くないと筆者の中で話題なので主張をまとめる。

スポンサーリンク

どんなCM?

「ハズキルーペ」の知名度を一気に押し上げたのが渡辺謙と菊川怜が登場する上記のCM。ハズキルーペのCMとしては第2シーズンにあたる。ちなみにCM第一弾は舘ひろし、松野未佳が出演したこちらのCM

魅力

ハズキルーペCMは賛否両論だと思っているが、筆者は渡辺謙・菊川怜バージョンは見事な完成度だと思う。理由を解説してみよう。

狂気≒笑い

楳図かずお先生が仰っていた通り「笑いと恐怖は紙一重」である。本CMもその例に漏れない。渡辺謙がカメラに向かって怒りをぶちまける姿は狂気を体現しており、唐突に笑顔に変わる瞬間は傍から見ればホラーでしかない。ハズキルーペの世界は狂気に満ちた「世にも奇妙な」空間であり、初見では呆気に取られるはずだ。「静から動」への流れ、日本のCMとは思えない力強さと情報量、ケツで眼鏡を踏み潰し(ズーム)「だーいすき」などと言葉で印象操作する強引な宣伝手法など学ぶべき要素が1分間に詰まっている。このCMは単体で映像作品として完結しているのだ。

演技力

CMを下支えしているのは国際的にも「怒り」の演技が評価された渡辺謙と本CMが復帰第一弾となる菊川怜。両者ともにCMのテンションとは思えない本気度で挑んでおり、CM視聴後は映画を一本観たかのような満足感が得られる。渡辺謙の演技力をあそこまで引き出した時点でハズキルーペCMの成功は約束されていた。この路線で「演技力」を主体に続編を作って頂きたかったのだが。

印象に残る

本CMはパワーワードと印象に残る動き・表情に溢れている。既にモノマネする芸人も現れており、人気の高さと真似しやすさが顕になった形だ。CMとしては如何に「印象に残るか」が重要なので本CMの構成は見事の一言。ちなみに本作のクリエイティブディレクターを務めたのは同社の代表取締役会長である松村謙三氏。経営層だからこそ思い切った判断を出来たのだと思う。出演を快諾した渡辺謙も2日前からホテルに滞在し演技を練り上げていったらしい。細かな努力と奇跡の積み重ねによって記憶に残るインパクト大のCMが生まれたのだろう。

第3弾CMの問題点

「武井咲」「小泉孝太郎」「舘ひろし」が出演した第3シーズンは正直不評だ。理由は第2弾人気への「あやかり」やシチュエーションを含む「悪ふざけ感」何より作品全体に「エネルギー」が感じられない。このCMで視聴者に伝えたいメッセージが欠けているのだ。これでは単に有名俳優・女優を起用して流れに乗っただけと捉えられても仕方がない。

感想

別のブログ記事を書いている際中にハズキルーペCMを見かけたので意見をまとめてみた。今後は「演技力」や「狂気(怒り)」を主体として続編を作って頂きたい。文字が小さすぎて読めない「悲しみ」をテーマにしても良いだろう。ハマりそうなのは役所広司や意外性で若い俳優も話題を呼ぶと思う。今後のハズキルーペに期待したい。

スポンサーリンク
レクダングル(大)
レクダングル(大)

シェアする

フォローする



スポンサーリンク
レクダングル(大)