奥多摩登山時はホリデー快速おくたま号の罠に注意【鷹ノ巣山登山記】

今月初めに奥多摩の鷹ノ巣山に登山してきた。当日の電車で「ホリデー快速おくたま号」に乗った友人がに引っかかり、間に合わなかった事件が起きたので注意を促したい。

ホリデー快速おくたま号の行き先

奥多摩登山で「ホリデー快速おくたま号」を利用する場合、乗車する車両に注意して欲しい。この電車は実は進行方向 前4両は「ホリデー快速あきがわ」であり後6両が「ホリデー快速おくたま」となっている。

途中の拝島駅で車両切り離しが行われ、気付かずに乗車していると「あきがわ」と共に武蔵五日市駅へと向かってしまう。車内アナウンスには十分に注意して欲しい。

ちなみに立川駅で青梅線に乗り換える時に何番線か分かりづらいのも注意が必要だ。困ったときは改札階に上がって電光掲示板を確認しよう。

鷹ノ巣山登山記(東日原~水根)

ルートはこちらのヤマレコと同じ。

  • 行き:奥多摩駅 → バス → 東日原
  • 帰り:水根 → バス → 奥多摩駅

平日のバスは登山口に近い中日原バス停まで乗車可能。

東日原から山頂までは約3時間だが急登が続くため、体力が必要になる。鷹ノ巣山登頂後はなだらかな道を歩いて六ツ石山に向かい、奥多摩湖のほとりにある水根バス停に下り奥多摩駅に戻るコースとなっている。

バス時刻

行き

奥多摩駅 東日原
7:27 7:54
8:35 9:02
9:35 10:02

※土日時刻

参考:バスナビ

帰り

水根 奥多摩駅
15:05 15:21
15:24 15:40
15:56 16:10
16:23 16:39
17:15 17:31

※土日時刻

※18時以降もあり

参考:バスナビ

予定タイム

9:10 東日原
10:10 稲村岩とのコル
12:20 鷹ノ巣山
昼食20分
13:10 倉土山分岐
14:15 六ッ石山
14:55 榛ノ木尾根分岐
15:35 水根産土神社
16:05 水根バス停
16:23 奥田行バス

当日の記録

8:12 奥多摩駅着。前回同様に1本早めの電車なので登山客はそれほど混んでいない。臨時バスがどんどん出ている状況。例によってトイレは混んでいる。

8:55 東日原バス停到着。ここから鷹ノ巣山登山道まで歩く。

9:15 鷹ノ巣山登山口。民家の脇を左に入る。前方に見えるのが稲村岩。稲村岩とのコルまでは1時間ほど。

川を橋で渡った先から本格的な登山道が開始。

ここから急登が続く。

9:56 稲村岩とのコル到着。ここから稲村岩に登る場合は往復30分ほど。死亡事故も起きている危険な道なので行く場合は注意が必要。

鷹ノ巣山までは2時間10分。延々と急登が続く。

途中根こそぎ倒れている木をいくつか見かける。

延々とブナ林で道中の展望は無いが、風はよく通る。

11:42 鷹ノ巣山頂上に到着。一気に展望が開ける。

大パノラマの絶景

富士山はちょうど雲を被っていた。

六ツ石山方面へと歩く。道は非常に歩きやすい。

12:13 倉戸山分岐。六ツ石山・奥多摩方面に向かう。

13:02 六ツ石山分岐。ここから奥多摩駅まで歩くことも可能(3時間20分)。六ツ石山頂上は歩いてすぐ。

13:08 六ツ石山頂上。展望は殆ど無く虫が多い。

水根、奥多摩湖方面に下る。

14:22 水根産土神社に到着。バス停までは30分ほど。

眼前には奥多摩湖が広がる。

14:52 水根バス停で時間に余裕があったため、奥多摩湖バス停まで移動。

15:37 奥多摩駅到着。

奥多摩駅の温泉はもえぎの湯が有名だが非常に混むため駅すぐの玉翠荘が穴場でお勧め。入浴料は750円で冷たいお茶もサービスで飲める。玄関に登山靴が多い場合でもお風呂は空いているケースが多いので確認すると良い。

帰りは立川の楽観で八王子ラーメンを頂いた。とても美味しかった。

感想

噂に違わぬ急登だった。単純な登りでテクニックは不要なだが体力が必要な山。登っている最中は景色は楽しめないが、その分山頂での大パノラマは感動する。六ツ石山方面への下りも楽々なので鷹ノ巣山に登りさえすればゴールしたも同然。登りの傾斜がヌルい山に飽きた体力に自信のある登山中級者にお勧め。

2017年5月20日 山梨県甲府市の「大菩薩嶺」に登ってきました。当日の混雑具合をブログ記事として残しておきます。参考にして下さい。 登山...

上記ルートも含まれる愛用している日帰り登山本は↓

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