EAが発表した新作バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』をプレイした感想。
どんなゲーム?
『Apex Legends』は『タイタンフォール』シリーズのRespawn Entertainmentが開発するバトルロイヤルゲーム。プレイヤーは3人1組のチームを組んで島内に落下、全20チームで戦ってチャンピオンになることを目指す。
基本プレイ無料でPC, PS4, Xbox One向けに配信中。
魅力
オンライン対戦を数戦行って分かった本作の魅力をお伝えする。
オーバーウォッチ要素
本作最大の特徴は固有スキルを有した魅力的なキャラクター(レジェンド)たち。イメージとしては名作FPS『オーバーウォッチ』のヒーローに近く、常時発動する「パッシブアビリティ」やクールダウンタイムが必要な「タクティカルアビリティ」、切り札として使用する「アルティメットアビリティ」を活用して勝利を目指す。オフェンス、ディフェンス、サポートのチーム構成も重要となっており、純粋なプレイヤースキルに依存しない戦略的な闘いも可能でOW同様にカジュアルに楽しめることが大きな魅力。
後発ならではの完成度
APEXちょっとだけ触ったけど、pingでアーマーレベルまで報告してくれるのでボイチャしなくても余裕で意思疎通出来るのがすごい。あと降下を1人が決めたりアイテムを分けて上げやすいかったり相変わらず全体的に洗練されている
— かしわもち (@MX_Rice) 2019年2月4日
バトルロイヤルジャンルの礎を築いた『PUBG』『フォートナイト』対して後発になる本作だが、ゲーム内容はより洗練されている。例えば
- 降下位置はジャンプマスター(1人だけ)が制御するためバラバラにならない
- ダウン後に殺されてもリスポーン可能、人数差があっても逆転できる
- R1ボタンを利用した「Pingシステム」でVC無しでも場所・敵・アイテムを見方に知らせる簡易コミュニケーションが可能
- アビリティ発動で劣勢を覆せる
- スライディングのスピード感
- ジップライン・ロープを活用した立体的な戦闘
- 画質が良い
- 動作は軽い
『フォートナイト』では野良スクワッド時にプレイヤー1人が明後日の方向に降下してゲーム開始時点で不利になるケースも少なくなかった。本作ではPing機能を含めて野良プレイでも意思疎通がし易く、また序盤で一人が確殺されても復活可能だったりと不満点の多くが解消されている。EA公式がバトルロイヤルの進化系を自称するのは伊達じゃない。
スリーマンセル
『Apex Legends』は3人1組のチーム構成も特徴的。現時点ではソロやスクワッドは用意されておらず、小隊内で一人ひとりのロールプレイ・連携が重要となるゲームプレイは新鮮に感じられる。フレンド同士で遊ぶ場合も3人なら集まりやすく、他バトルロイヤルと上手く差別化が出来ていると言えよう。その反面FPS初心者はチーム内で足を引っ張ってしまう形となり敷居は高い。
気になるソロモードの追加だがレジェンド毎に防御・回復の役割が存在し、チームプレイ前提で作られたゲームなので追加は期待できないと思う。繰り返しプレイして上達し立ち回りを覚えていくしかない。
感想
基本プレイ無料とは思えないほどゲーム内容は良く出来ており、バトルロイヤルゲームとしての今後を十分期待できるポテンシャルを感じられた。懸念点は日本人には不慣れなFPS部分。アビリティによって依存度は減っているもののエイムが重要な点は変わらず『オーバーウォッチ』ほど気軽に参入は出来ない印象が強い。とはいえ『フォートナイト』が建築ゲーになってしまい飽き飽きてしまった層の流入も見込めるはず。今後のアップデート頻度と盛り上がり次第でバトルロイヤルジャンルの一角を担うことが出来るだろう。今後に期待したい。
コメント
スイッチ版をプレイした感想です
視野角固定、30fps、全体的にジャギってる
一時間プレイしてやめてしまいました
今後スイッチ版やることはないでしょうね