前回のPS4の比較記事に続き、今回はVR端末としての『Nintendo Switch』の考察記事となる。
目次
『Nintendo Switch』とVR
『Nintendo Switch』がVRに対応するのではないかと憶測が出たのは去年の12月のことである。任天堂が2016年6月10日に出願した特許の中にVR対応用途と思われる機器が含まれていたことがフォーラムで話題になった。
VRの対応方式としてはハコスコ、Cardboardと同様に携帯端末をゴーグル内に設置する方式が取られている。
『Nintendo Switch』の仕様はVR対応可能
このハコスコ方式を取るために必要なのは本体にジャイロセンサーと加速度センサーが搭載されていることである。
ここで『Nintendo Switch』の仕様を見てみるとスイッチ本体にジャイロセンサー、加速度センサーが搭載されていることが確認できる。
直感的な操作を行えるコントローラーも重要となるがJoy-Conの仕様もジャイロセンサーと加速度センサーが搭載されている。またバリエーション豊かな振動表現が可能なHD振動機能を有していることもポイントである。「コップの中に氷がいくつ入ったか」まで分かる高精細な振動表現が可能と説明されており両手に握れるリモコン方式とVRとの相性は抜群だと思われる。
魅力的なタイトルを有する任天堂
ハードウェアのヒットの上で欠かせないものはソフトウェアである。任天堂の場合、魅力的なキャラクターを有しておりamiibo(アミーボ)の販売にも成功している。
amiibo シオカラーズセット【アオリ/ホタル】 (スプラトゥーンシリーズ)
マリオだけではなく『ポケモン』『モンハン』といったタイトルもあるため、例えば
- 「ポケモンの世界でモンスターボールを投げてポケモンを捕まえられる」
- 「モンハンの世界で片手剣を振りかざしモンスターを討伐する」
といった体験も可能になる。
何より任天堂という企業がありきたりなVRゲームを作るわけがないので、ゲームの概念を変えてしまう魅力的なタイトルを出してくれると思う。
高コストパフォーマンス、お手軽さという優位性
VRにおいて現状ネックとなっているのは初期投資が高いことである。PlayStation VRを遊ぶためには
- PlayStation 4 (Pro の方が画質は良い)
- PlayStation Camera
- PlayStation VR
- PlayStation Move (必須ではない)
が必要となり合計で8万円以上は投資が必要となる。PCでVRを楽しむ場合でも高スペック(10万円以上)のPC+VR機器(8万円以上)が必要である。
しかし『Nintendo Switch』の価格は 29,980円であり今後ゴーグル部分が発売しても構成的にはレンズのみなので3,000円程度に収まると予想できる。
PlayStation VRと異なり有線でないこと、コントローラーがJoy-Conのみで楽しめるお手軽さも魅力となる。
発表、発売は来年以降?
2017年末まで『マリオ』や『Splatoon 2』といったタイトルが控えているため慌てて任天堂が出すことは無いだろう。またハード寿命を延ばすという考え方からも奥の手として控えておくはずである。任天堂なら面白いVR体験を提供できると信じているので今後の情報に期待したい。
1月17日追記
『ウルトラストリートファイターⅡ』のトレーラーに一人称視点 / VRを想起させるシーンが含まれていました。(動画の2:08辺り)
『バイオハザード7』などVR対応に積極的なカプコンがサブコンテンツとして用意している可能性があります。続報に期待しましょう。
コメント
今見ると痛々しいまでの過大評価だな