PSVR『JAPAN Studio VR音楽祭』感想:不覚にも涙

PSプラス加入者向けに無料配信されているPSVR専用アプリ『JAPAN Studio VR音楽祭』の感想。

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どんなゲーム?

『JAPAN Studio VR音楽祭』は2017年5月に開催されたPlayStationのオーケストラコンサート『GAME SYMPHONY JAPAN 23rd CONCERT ~PlayStation®を彩るJAPAN Studio音楽祭2017~』で演奏された楽曲を「VRデジタルシアター」で楽しめるアプリ。PSプラス加入者向けに無料で先行配信されている。

同コンサートをビデオ映像として楽しめる『Premium Musical Notes “JAPAN Studio音楽祭” PlayStation®Plus Edition』も配信されており、そのVR版となる。

内容

シアターで楽しめる楽曲は厳選された14曲。再生時間は30分となっている。ビデオ映像版は2時間フルで楽しめたのに対してVR版は楽曲を厳選し、時間を抑えた内容となっている。このあたりはVRの連続使用時間的にも良いと思う。

タイトルとしては下記の通り。

  • GRAVITY DAZE
    • 反抗と殲滅
  • GRAVITY DAZE 2
    • GRAVITY DAZE/重力的眩暈(Ending Ver.)
  • アークザラッド
    • 「アークザラッド」のテーマ
  • ワイルドアームズ
    • 荒野の果てへ
  • どこでもいっしょ
    • テーマ曲
    • News BGM Ver.3
    • news_END
  • ワンダと巨像
    • 荒ぶる邂逅 ~巨像との戦い~
    • 蘇る力 ~巨像との戦い~
  • 人喰いの大鷲トリコ
    • Overture: Lore
    • Forest
    • Sentinel II
    • Victorious
  • ICO
    • ICO -You were there-

元のオーケストラ版では『ポポロクロイス物語』『俺の屍を越えてゆけ』『サルゲッチュ』『LocoRoco』『勇者のくせになまいきだ。』なども演奏されていた。よりメジャーでオーケストラ演奏向きなタイトルを選んだ形だと思われる。

感想

非常に感動した。

VRと実写コンテンツは相性が悪いと思っていたがその概念を覆された。詳しく説明してみる。

VRと実写

過去のVR実写コンテンツを見るとクオリティの低いものが目立つ。以前記事にもまとめたがVRと360度動画は似て非なるものである。

前回『傷物語VR』について記事をまとめたので、VRと単なる360度動画の違いについてハッキリさせようと思う。 VRとは? ...

今までPS VR向けに提供されていた実写コンテンツはいずれも単なる360度動画であり、画質の粗さ、非立体的な視点が気になりVRと呼べる内容では無かった。

唯一映像コンテンツとVRの親和性・可能性を感じられたのは『傷物語VR』である。しかし同作はアニメであり、実写とVRは相性が悪いとばかり思っていた。

先週からPlayStation Storeにて配信が始まったPlayStation VR向けソフト『傷物語VR』の感想。 本作について ...

しかし『VR音楽祭』はVRの実写コンテンツとしては掛け値なしに素晴らしい。好きなライブだったら3,000円までなら出すと思う。

360度映像じゃない

本作で特徴的なのは『傷物語VR』同様に映像を飽くまでシアターとして眺めているだけな点である。実写VR作品にありがちな「とりあえず360度映像を流す」という手法は取られていない。

隣にはトロ・クロが座った状態で前方の大インチスクリーン(60インチ以上)でオーケストラ映像を鑑賞する。トロ・クロはしばらく見つめていると気づいてこちらを向いてくれたりリアクションがあるのも嬉しい。

VRの恩恵が大きいのはライブ映像ゲーム映像好きな方を楽しめる点である。画面は上部・下部に分かれており、上部ではゲームの映像、下部では演奏映像が流れている。左右にはイラストも写っており視覚的にも非常に楽しい。音楽と共にゲーム世界に浸ることが出来る。

演出

そして映像コンテンツに連動した演出も非常に魅力的。『GRAVITY DAZE』の演奏中にトロ・クロが無重力状態で浮き始め『ワンダと巨像』では会場に砂埃が‥等と映像に連動した演出が楽しめる。

演奏後半では会場自体も移り変わり開放的な草原で演奏が行われる。演奏される音楽も相まって非常に癒される。

VRライブが流行って欲しい

正直微妙と思って今まで触っていなかったが素晴らしかった。事前に映像版も見ていたがテレビ画面でライブBDを見るのとは体験が全く異なる

自身が部屋にいることも忘れ、映像・ゲーム世界に浸り気づくと感動して泣いていた。泣くとVRグラスが曇ってしまうのは難点である。

今後も様々なライブで同様の手法を取ってほしいと思う。今回の手法で言えば360度映像である必要も無いので特別な機材も不要である。録画済みのゲームライブ映像もVR化可能なはずである。ニーアなどのライブ映像もVR化して欲しい。

今後同様に丁寧にシアター形式のVR実写映像コンテンツを作ればヒットすると思う。VRライブが流行ってくれることに期待したい。

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