杉並区カレー屋の端数処理問題で考えるネットリテラシーと私刑執行

杉並区のカレー屋『カリーバルくじら』のレシート画像が話題になっているので意見記事。

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概要

話題となっているのは高円寺北のカレー店「カリーバルくじら」のレシート内容。消費税等を加算後の承継3,996円に対して端数処理と題して4円が加算され4,000円が請求されている。

発端は上記のTwitterでの投稿だがRTにより拡散、その後「はちま起稿」等のブログに引用されて炎上が続いている。 端数処理で金額を引くのは理解できるが、加算する行為がせこい、法的にアウトなど総叩き状態。

問題点

今回の件について端数処理を行った店側の問題よりもネットユーザーのリテラシー問題について考えてみたい。

説明・謝罪済み

公式Twitterでは今回の件について早々に調査を行い、結果を報告し謝罪を行っている。また、返金対応も行うと述べており、内容に嘘偽りが無い限り「誠実な対応」を行っているように思える。

本人も了承

4円の被害を受けた本人も店側とTwitter上でリプライを飛ばして問題は解決している。

警察・税務署へ

それでも「こんな雑な会計処理をしているところは脱税しているに違いない!」と思う場合は警察・税務署に報告すれば良いだけの話。どうにも明確な根拠や証拠も無しに「犯罪」扱いしている人が非常に多い。

はちま起稿のコメントの中には

警察に通報だな
あとこのカレー客の食い残し混ぜて出してるっぽいな
保健所にも通報だわ

など逆に信用毀損罪、業務妨害罪で訴えられる様な酷い内容のコメントも確認できる。

私刑執行

今の状態はネットユーザーによる完全な「私刑執行」の状態となっている。現在は

  • 4円を説明無しに取る
  • 店員の対応も悪い

等の情報を元に「(恐らく)法律も違反している」「こんな店潰れてしまえば良い」と極端な意見に傾いている状態。炎上が起こる理由についてはオモコロの「悪いことをした人を攻撃して何が悪いの?」が参考になるが今回の件を叩いている人間の多くは「××のため」と拡散を正当化し「正義」を振りかざしている印象が強い。

意図的な行為か、違法性すら不明な状態でこの叩き用は明らかにやり過ぎだと思う。また、ネットメディアとして影響力が強い「はちま起稿」が取り上げれば店がどうなるかは予想が付くはず。店側の謝罪コメントだけ引用していないのも明らかな印象操作でタチが悪い。「はちま」としては炎上記事でPVを稼ぎ一儲け出来て嬉しい限りだろう。

Twitter報告

発端となったツイートも明らかに「私刑執行」の目的が見受けられる。レシートを持っていき店側に説明を求めれば済む話をわざわざTwitter上に投稿する行為も、内心では「投稿によって被害を被れば良い」と考えているはず。店側とDMでやり取りする中で投稿内容の削除依頼も受けているのではないだろうか。

※2018/3/7追記:該当アカウントが非公開になりました

感想

Googleマップでは明らかに東京に住んでいないにも関わらず☆1レビューを投稿する人も存在し、小規模の飲食店叩きとしては完全にやり過ぎな印象を受けたので反対意見をまとめてみた。ネットメディアとしての「はちま」の晒し上げ対応も気に入らない。詳細が不明な現状は静観するのが正しい対応だろう。現状の叩いている様は誰の得にもなっておらず、エンタメ目的の「コンテンツ」として只消費されている。この手の炎上がネットユーザーの「おもちゃ」にされてしまうのは何とも残念。

とはいえ個人的にこのお店を利用したことも無いので擁護するつもりも無い。単に「はちま」「ネットユーザー」の対応に疑問を持ったので記事にまとめてみた。今後の行方を見守りたい。

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