【PS4】スバラシティ感想:ワンコインで楽しめる至高のパズルゲー

育児も落ち着いてきたので更新再開。PS4版が配信開始された『スバラシティ』の紹介。

どんなゲーム?

スバラシティ(Nintendo Switch)

『スバラシティ』はブロックをまとめてハイレベルな建物を作る「シティ創造パズル」ゲーム。プレイヤーはブロック状の人や建物を一箇所に「まとめる」ことで新たな「建造物」を生み出す。ハイレベルな建物をたくさん建てて人口を増やし最高ランクの都市「スバラシティ」を目指そう。

PC, PS4, Switch, 3DS, スマホ向けに500円で好評配信中。スマホ版は無料(広告あり)、

魅力

PS4版をトロコンまでやり込んで分かった本作の魅力を伝えてみる。

シンプルで奥深い

良いパズルゲームに必ず求められる条件それはルールが限りなく「シンプル」であること。『テトリス』であれば「段が揃えば消える」、『ぷよぷよ』なら「同じ色を4つ以上揃える」等ルールを一言で説明できることはパズルゲームとしての必須要件だと言える。

『スバラシティ』の基本ルールは上記動画やゲーム開発ブログの記事が分かりやすい。基本的には5*5のマス目内で「同じ色のブロックをまとめる」作業を繰り返すだけ。まとめることで建物のレベルが上がり、レベル10のブロックを集め更に高レベルの建物を生み出す。説明を聞くと簡単なゲームに思えるが実際にプレイすると驚くほど頭を使う。落下後の配置はどうなるか、市長ポイントを使うべきか、白ビルをまとめるか等々…思考力・集中力・判断力が試され、見た目以上に奥深い骨太なパズルゲームとなっている。

じっくり遊べる

パズルゲームとして見た目以上に本格的な本作だがプレイ難易度は低い。落ち物パズルのような制限時間は存在せず自分のペースで遊べる上、スコア制のためプレイする度に上達を実感可能。キャラクター、建物開放のためのミッションも用意されており、ワンコイン・無料とは思えないリプレイ性の高さを備えている。また、プレイを重ねるごとに1プレイの時間は長くなるので上達して飽きるまでかなりの時間を要するはず。パズルゲーム好きな方だけでなく、普段ゲームを遊ばないカジュアル層も楽しめるゲーム性は魅力的。気になる方はまずスマホ版を無料でプレイするのも良いだろう。

街育成シム要素

ゲーム部分だけに着目すると「まちづくり」は単なるビジュアル要素。スコア=人口やブロック消去に使う市長マークもアイデアの一種であり、街育成シムとして作られたゲームではない。しかし、本作をプレイしてみると街が育つ様子は見た目以上に嬉しいし市長の権限で家を潰すのも区画整理をしている気持ちになる。建物の収集目的でシミュレーションライクに遊ぶのも楽しい。

感想

500円だしと気軽に始めたが見た目以上にガッツリ楽しめるパズルゲームだった。コントローラーの操作性もミスが生じず思いの外気にならない。トロコンも楽なので有り難い。欲を言えばコンシューマ専用に対戦モードなども用意して欲しかった。現状ではスマホ版の移植+αにとどまっており、お金を出してまでゲーム機で遊びたい層も限られると思う。Switch版『にゃんこ大戦争』のような遊びが欲しかった。

2015年にはApp StoreのBest of 2015に選出されており、名作パズルゲームであることは間違いない。百聞は一見にしかずなので気になる方はスマホ版から遊んでみてほしい。

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