『十三機兵防衛圏 プロローグ』感想:ジュブナイルSFな群像劇

2019年秋に発売が決定した『十三機兵防衛圏』の体験版をプレイした感想。

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どんなゲーム?

『十三機兵防衛圏』はヴァニラウェア開発、アトラス発売のドラマチックアドベンチャー。プレイヤーは13人の少年少女を操作し「機兵」と呼ばれる巨大なロボットに乗り込み世界の破滅に立ち向かう。

冒頭3時間を体験可能な「十三機兵防衛圏 プロローグ」が発売中。ゲーム本編は2019年秋発売予定。

魅力

プロローグを3時間ほどでクリアして分かった本作の魅力を伝えてみる。

キャラクター

『十三機兵防衛圏』最大の魅力は13人の主人公だろう。見た目的にもインパクト大な彼らだが、プレイすると一人ひとりキャラ立ちまくりなことが良く分かる。ブルマ、不良、チャラ男、スケバン、生徒会長系、未来人、過去人、焼きそばパン、綾波レイetcとにかく情報密度がヤバい。1キャラあたり15分ほどのプレイにも関わらずキャラの特徴と名前が脳裏に焼き付くし、全員が漏れなく魅力的で声当てもドンピシャ。SF設定による時代背景や立場の違いがキャラを引き立ており、群像劇要素も物語進行の邪魔にならずに魅力を引き立てている。

荒木飛呂彦が言うように作品の面白さはキャラクター魅力に依存する。その点で本作はキャラクターだけで物語を引っ張っていけるだけのエネルギーを感じる。根底の物語部分が破綻しない限りどう足掻いても名作になる予感しかしない。

美麗グラフィック

ヴァニラウェア作品お馴染みの美麗2Dグラフィックも顕在。全てのシーンが絵画のように美しいしフェティシズム要素もたっぷり。可愛いキャラの待機アニメーションを見るだけでも幸せになれる。舞台となる80年台の世界観もどこか懐かしくて哀愁を感じる背景ばかり。キャラと世界観を好きな方は漏れなく楽しめるはずだ。

ゲームとしてのベースは飽くまでアドベンチャーで体験版時点での自由度は全く無い。本編でも恐らくクラウドシンク時に選択肢を選んで展開が変わる程度で、アニメーションを楽しめるノベルゲームと捉えたほうが良いだろう。

SFジュブナイル

本作を動けるノベルゲームとして捉えた場合に重要となるのはシナリオ部分。体験版時点での判断は難しいが、ベースとなるSFジュブナイルの完成度は極めて高い。80年台をベースとして過去・未来のキャラクターたちが交わり、宇宙人、ロボット、タイムトラベル、記憶の上書き等のSFの面白い部分欲張りセットといった印象。少年少女たちが世界の崩壊に立ち向かう姿だけでも心に刺さるものがあるし、声優の演技やベイシスケイプのサウンドも場面を盛り上げる。13人から好きな人の物語を選択できるのも楽しい。体験版は衝撃的な展開の連続で先が気になり3時間夢中で遊ぶことが出来た。本編にも期待したい。

感想

体験版時点では本編にも非常に期待できる内容だった。個人的にはトロフィー機能に対応していたことやシークレットムービーの内容も嬉しい限り。「プロローグ」はヴァニラウェアファンには大満足の内容だと思う。特別パッケージやビジュアルブック、サントラにも大満足。

本編の限定パッケージや店舗別特典を楽しみにしつつ発売日の発表を待ちたい。

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