SEKIRO(隻狼)序盤プレイ感想:難易度最凶ゲーマーへの挑戦状

フロムソフトウェア最新作『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の序盤(〜まぼろしお蝶)までをプレイした感想。

どんなゲーム?

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』 発売日告知トレーラー

『SEKIRO(隻狼)』はダークソウル、ブラッドボーンで知られるフロムソフトウェア最新作。プレイヤーは戦国時代の忍びとして剣技、忍術を駆使したスリリングな戦闘、重厚な物語と世界観を味わえる。

PS4向けに好評発売中。

注意点

本作を1日プレイして分かった注意点(魅力)を伝えてみる。

難易度は最凶

ダクソ、ブラボをプレイした方ならご存知の通り、フロムゲーはマゾゲーと揶揄されるほど難易度が高い。中でも本作は過去作品と比較にならないほど最凶難易度となっている。理由は本作のシステムにある。過去作品と比べて難しくなった点は下記の通り。

  • レベル上げ要素なし
  • オンライン協力なし
  • デスペナルティあり

『SEKIRO』のジャンルは「アクションアドベンチャー」であり、RPGではない。可能なアクションが増えるスキル解放はあるのだが、レベル上げしてステータス強化→再挑戦という救済要素は無くなっている。また、シングルプレイに特化しているから強い人に頼るのも無理。クリアするには純粋にプレイヤーが上達するしかない。純粋にプレイヤーの腕が問われる辺りファミコン時代のゲームを思い出す。

人を選ぶ

「超難しいゲーム」と聞いて興味を持つ方も居ると思うが、ほとんどの人は「ゲーム」として全く楽しめない。攻略法を見つけて想像通りの動きが出来るまでは「理不尽な死」の連続で中ボスにすら苦戦し続けるだろう。ネット上ではディスクを真っ二つに割った画像も幾つか出てきており、本作のゲームとしてのヤバさが垣間見える。クリアするにあたって相当な覚悟(時間)が必要なことは間違いない。

ハマれば最高

間違いなく人を選ぶ作品だがハマれば超面白い。ゲーム自体の完成度は非常に高くザコ敵がガチで倒しに来る緊張感は類を見ないし、鉤縄・回生システムも世界観とマッチしている。純粋なシングルプレイに回帰した本作が死にゲーとして未知の領域を開拓しつつあることは疑いようが無い事実だ。初心者に向けた難易度設定を用意しない辺りも逆に潔い。本作をクリアできればアクションゲームを得意だと周りに自慢して良いほどゲームクリア自体が人生レベルの勲章となり得る。

感想

プレイヤー次第でクソゲーにも神ゲーにもなり得る評価の難しい作品だと感じた。同じアクションゲームでも万人受けするマリオと真逆に位置しており、ゲームに何を求めるかによって感想が変わってくる。ゲームに対する熱意や時間を用意可能な学生・ゲーマー向きではあるが、興味本位で購入した社会人にとっては辛い作品にもなり得る。貴重な休日を数時間捧げても全くゲームを進められない可能性さえあるのだから。

筆者は「ソウル」シリーズのイメージで遊び始めたところ救済措置が全く無いことに絶望した。個人的には世界観とある程度の達成感さえあれば良いのでガチガチの高難易度仕様は正直どうかと思う。1辛のカレーを注文したつもりが10辛が出てくる状況で不満が出るのも無理は無い。とはいえ難しいからこそ楽しい魅力もよく分かる。購入の際は自身のプレイヤースキル・やる気と相談して購入を決意して欲しい。

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