『名探偵ピカチュウ』感想:原作愛溢れるハリウッド版「ポケモン」

5月3日に世界に先駆けて日本先行公開された映画『名探偵ピカチュウ』を観た感想。ネタバレ無し。

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どんな映画?

『名探偵ピカチュウ』は人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ初の実写映画。ピカチュウを始めとしたポケモン達は妙にリアルなCGで表現され、ピカチュウはオッサン化して普通に喋る。バトルあり、笑いあり、涙ありのハリウッド超大作

魅力

公開初日レイトショーにて字幕版を観て分かった本作の魅力をお伝えしよう。

ハリウッド映画

本作は『ポケモン』の「ハリウッド実写映画」である。文字面だけ見ると特に疑問も生じないが、かのディズニーに並ぶ世界的なキャラクターIP『ポケモン』がハリウッド映画化してること自体が異例の大事件。しかも原作がゲームにも関わらず「映画(エンターテイメント)」として見事に成立している。こんなこと通常は起こり得ない。人間とCGキャラクターが同時に映り込めば通常は実在性が薄れるし、原作の設定に反する表現・物語をファンから袋叩きにされることも多い。仮に原作愛を持たない監督・スタッフの手に掛かれば簡単に産業廃棄物も生まれてしまう。違和感なくポケモンのハリウッド映画を普通に楽しめることが本作最大の驚きであり魅力である。

ポケモンが実在する世界

正直なところ脚本自体はアクション要素多めで「THE ハリウッド」といった大味な構成。にも関わらず本作の間が持っている理由は「ポケモン」が持つキャラクターコンテンツの強みに他ならない。株式会社ポケモン全面協力のもと仕上げられたポケモン達は原作に忠実な身長・体重で作られており、動きは実在する生き物に寄せている。そんな毛並みや一挙一動までリアルなポケモン達が画面に映るだけで視線を奪われるし、渡辺謙の演技よりもブルーの仕草の方が気になってしまう。ブレードランナー風味を感じる世界観にポケモンが闊歩している様もファンには堪らない。実在性に関しては映画で初めてハリーポッターの世界を観たときに似た感動を味わえる。映画冒頭のワクワク感はぜひ劇場で体験して欲しい。

スピンオフと原作愛

言わば本作は漫画やゲーム原作の映画が到達しうる一つの答えであり、スピンオフの域を超えた魅力と情熱を兼ね備えた作品となっている。『ポケモン』でありながら3DS版ゲームとは異なる形で『名探偵ピカチュウ』としてのブランドとキャラクターを築き上げた事実は見事で、原作の延長線上や番外編のような映画化とは一線を画している。CGのテイストやキャスティング等多くのチャレンジを含みながらも『名探偵ピカチュウ』を私たちが『ポケモン』として見ることが出来るのは制作陣の並々ならぬ原作愛の賜物なのだ。エンドロールも必見。

なお制作陣が作品に掛ける思いは公式サイトの「プロダクションノート」からも読み取れるのでお時間のある方は一読してみて欲しい。

感想

海外のプレス向け試写は非常に好評でTwitter上の感想も軒並み評価が高い。PVのマイナスイメージ(おふざけ感)に反してハリウッド映画として楽しめる内容が功を奏したのだろう。ポップコーン片手にカップルで楽しめる作品だった。興味がある方はネタバレを喰らわない内にぜひ劇場で。


ちなみに限定のポケカを買ったら渡辺謙(SR)が当たりました。全カードキラ仕様なのでお土産にもお勧め。ボックス買いすると全種類揃います。

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コメント

  1. アバター 匿名 より:

    こんなピカチュウ認めないwww