【PS5】Finger Fitness感想:指を鍛えるネタゲー

PS5版『リングフィットアドベンチャー』とも言われる迷作『Finger Fitness』をプレイした感想。

どんなゲーム?

『Finger Fitness』ローンチトレーラー

『Finger Fitness』は細かな振動を手に伝える「ハプティックフィードバック」やL2R2トリガーの入力が重くなる「アダプティブトリガー」といったPS5の独自機能に対応した指鍛錬ゲーム。プレイヤーは人差し指を酷使することでゲーム内マネーを稼ぎ、カエルやじゃがいも、タコといった仲間を増やし強化して全ての要素を最大まで強化することを目指す。

PS5専用ソフトとしてDL販売中。価格は110円(税込み)。

魅力

本作は前回記事のような安直なトロフィーブーストゲームとは異なり、PS5の独自機能を最大限に活かしたネタゲーに振り切っている。魅力を一つずつ解説していこう。

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指の運動

PS5発売当初から有効活用している事例のほうが少ない「アダプティブトリガー」機能を「指のトレーニング」機能と捉え、ゲーム内では繰り返しL2R2が押されることでボタンが徐々に重くなっていく。ゲーム内に表示されている人差し指が実際の指の動きと連動しているためプレイヤーは指の疲れでボタンが重くなったのだと錯覚する仕組み。連打することで赤くオーバーヒートしてしまった人差し指はタッチパッドを指でスライドすることで冷却可能。意味不明だがこの仕様は妙な納得感がある。

いわゆるクリッカーゲームは何も考えずにボタン連打する仕様になりがちなのだが、本作はこの「指の耐久度」システムを導入したことにより連打のリソース管理および「現実の指の疲れ」を考慮するゲーム性へと昇華させている。時折上空に現れるボーナスアイテムも△ボタンを連打しないと開かない仕様で良いスパイスとなっており、自動で稼いでくれる仲間も長時間放置しない限りは大した稼ぎにもならないので自分の人差し指でお金を稼ぐことが大事でゲームバランスは決して甘くない。実際この作品をクリアするまでちゃんと頑張ると人差し指がそれなりに疲れるのを実感できるはず。

世界観

本作のグラフィックは日本人にはお馴染みの「いらすとや」のイラストが使用されており、音楽もフリー素材だが爽やかで聴き飽きない女性ボーカル曲が採用。そこに生々しい実写の手と現実に合わせて動く人差し指が存在し、イラストは音楽に合わせて上下に伸縮するなどカオスな世界観なのだがこれが意外と悪くない。ボリュームの少ないネタゲーとしてはこのくらい振り切ってくれていたほうが買う側も楽しいし、くだらな過ぎて人にも勧めやすい。

ボリューム無し

本作のクリア時間は15分未満で周回・リプレイ要素も存在しない。サクッと遊べてもちろんトロフィーも簡単に獲得できる。価格も110円と安いので最近の重いゲームに疲れた人が息抜きにネタゲーとして遊ぶには良い作品だと思う。ただしゲーム内容は本当にくだらないので10秒も触れば満足する人も多いはず。仕事や勉強で疲れすぎて脳みそを使うゲームをしたくない人には自信を持ってオススメできる。話の種にもなるし缶ジュース分の価値はあるのではないだろうか。多分。きっと。

感想

本作はPlayStation JapanのYouTube公式チャンネルでも動画紹介されており、前回記事のような悪質なトロフィーブーストゲームには当てはまらない作品だと公式判断されている模様。トロフィーも大量に用意していないし、本作を開発したウクライナのゲームスタジオTERNOXは本作のクローンゲームを乱発していない。

同スタジオが作っているゲームも80,90年代の日本を舞台にしたものなどで飽くまで真面目にゲームを作っているスタジオが息抜き或いはネタとしてPS5専用ゲームを開発した流れだと思われる。開発背景を想像すると見た目・価格以上に挑戦的なゲームだとは思うので気になる方・PS5の性能をフル活用したゲームを体験したい方は是非遊んでみて欲しい。

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