『はねろ!コイキング』はゲーム要素皆無・課金必須の作業ゲー【感想・レビュー】

本日、株式会社ポケモンから新作スマホアプリ『はねろ!コイキング』の配信が開始された。早速クイックリーグクリアまでプレイしたので感想をまとめる。

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ゲーム内容

本作は簡単操作でコイキングを育てられる育成ゲーム。プレイヤーは誰よりも高く「はねる」コイキングを育成し、「はねる」高さを競う大会で優勝を目指すゲームとなっている。

アプリ自体は株式会社ポケモンによってリリースされているが、開発は『生きろ!マンボウ!』で知られるSELECT BUTTONが担当している。最近では『ハントクック』という狩り・ジビエ料理を行うゲームをリリースしている会社である。

ゲーム性(存在しない)

まず感想を述べると「非情につまらない」ゲームである。これを「ゲーム」と呼べるのか疑問なレベル。

ゲームの基本的な流れは

  1. コイキングを釣り上げる
  2. コイキングを餌・トレーニングで強化
  3. リーグに挑戦
  4. コイキングが引退し世代交代

この1~4を繰り返すことでコイキングが跳ねる高さを強化し、各リーグで殿堂入りを目指す。

やってみると分かるのだがこのゲーム、おおよそゲーム性というものが存在しない。コイキングを釣り上げるのは単なる運ゲーであり、餌はタップするのみ、トレーニングはスタミナ回復式の強化イベント。リーグ挑戦は単なるCP(はねる力)の比較イベント。世代交代は単なるCP倍率増加イベントとなっている。全体を通してプレイヤーの意思決定は介在しない。

過去作から進化していない

本作をSELECT BUTTONという会社に注目して分解してみると、餌を食べる、世代交代して強くなるシステムは『生きろ!マンボウ!』そのままである。イベントの見せ方や画面デザインなどのベースは『ハントクック』そのまま。そう、このゲームは前2作をベースに組み合わされて作られている。

『生きろ!マンボウ!』は世界で500万DLを超えている通りゲーム性が革新的だった。育成ゲームなのに死ぬのが楽しみという矛盾マンボウというキャッチーな題材が見事にハマっていた。『ハントクック』は正直ゲーム内容は糞だが可愛らしいキャラクターでマネタマイズも好調だったようだ。

ポケモンブランドに乗っかっただけ

本作はポケモンというブランドを扱う以上、SELECT BUTTONにおける外すことが許されないタイトルだったのだと思う。だからこそ成功した前2作の要素をそのまま組み合わせて作られている。最初は楽に進められて途中から課金しないと厳しくなる辺りもベタなソシャゲである。

個人的にはゲーム内容はもっと改善出来たと思う。作業ゲーらしくレスポンスはもっと早く、ポケモンならではの厳選作業の楽しさを盛り込み、ポケモン特有の通信対戦交換などのソシャゲ要素を入れたら俄然面白くなったはずだ。

露骨な拝金主義のゲーム

ネガティブな意味でSELECT BUTTONはインディーではなくなってしまった。『生きろ!マンボウ!』の開発話を呼んだときにはよく考えてるなと思ったが、『ハントクック』の出来がベタなソシャゲであれ?と感じ、今回の『はねろ!コイキング』をプレイして確信したがSELECT BUTTONは「ゲーム」ではなく「お金」を向いてゲームを作っている。

会社としては正しいし、拝金主義のゲームと割り切ってプレイしなければ良いのだが、これが『ポケモン』ブランドなのが悲しい。本作が中途半端に原作音源を使っているのもやるせない気持ちになる。『ポケモン』ブランドを扱うアプリは、これからは原作愛に溢れる素敵なゲームがリリースされることを祈るばかりである。

ゲーム:はねろ!コイキング
ゲームジャンル ソーシャル
対応機種 iOS
Android
発売日 2017年5月23日
開発元 SELECT BUTTON
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コメント

  1. ヘビーユーザー より:

    この記事書いた人分かってないな〜。原作ファンならクスリとくるネタが詰まってるよ?ポケモンGOだって元々あるゲームにポケモンブランドを足しただけだし、ファンならポケモンってだけでも嬉しいもんでしょ?
    厳選交換したかったら原作を遊べばいいよ。
    作業ゲーが嫌な人には無理だろうけど、無課金でも充分遊べるよ。

    • タコッケー タコッケー より:

      コメントありがとうございます。原作音源、きんのたま等の原作ネタを盛り込んでいることは把握しています。しかし原作の『ポケモン』が持つ魅力が活かされていないことが問題だと言うのが本記事の趣旨です。
      『ポケモンGO』の元々あるゲームとは『Ingress』を指しているのでしょうか?以前記事にもまとめた通り、『ポケモンGO』はARと位置情報を組み合わせた革新性を持っていました。そのため単なる「ポケモンブランド」乗っかりでは無いと考えています。
      また、ファンであるからこそ、拝金主義の雑なポケモンゲームを出されるのが嫌だと感じるのです。
      厳選・交換はソーシャル要素として盛り上がるのでは?という提案であり、だったら原作やれーは元も子もない話です。
      作業ゲーという点は同意なようで安心しました。無課金でも遊べる点については同意です。しかしストレス無くゲームを遊ぶためには課金が必須であると思います。
      改めて記事を読んでいただき、コメントまで頂いて本当にありがとうございました。