星野源『Family Song』『Home Video』感想

星野源の10thシングル『Family Song』と初回限定盤特典DVD『Home Video』の感想。

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Family Song

しっとり秋にピッタリなソウル・ミュージックとなっている。『恋』から星野源を知った人には曲調の変化を意外に感じるかもしれないが、彼の音楽性から考えると非常に「らしい」チョイスだと思う。詳しい経緯は公式サイトでも紹介されているので一読をお勧めする。

星野源は『YELLOW DANCER』以降”イエローミュージック”という音楽性の指標を掲げている。これは色んな国の音楽を吸収しつつ、「星野源」というフィルターを通した音楽にしていくこと。その言葉通り『SUN』であれば70年代のダンスクラシック、『恋』であれば70年代のディスコミュージックを彷彿とさせる。古き良き音楽を星野のセンスと現代的なエッセンスを取り入れて蘇らせる手法は見事に成功しており、既に”イエローミュージック”というジャンルを確立しつつある。

男女の「恋」の次に描いたものが「家族」であったことも興味深い。歌詞の内容もテーマに沿った温かくて切ない内容で心に響く。この曲をドラマ「過保護のカホコ」から知った方も多いと思う。企画としてはドラマが先なので歌詞の内容も脚本をイメージした内容となっている。

同時収録の「肌」「プリン」「KIDS(House ver.)」も聴き応えたっぷりの内容。特に「プリン」はメイキングが特典DVDにも収録されており、合わせて聴くと2倍楽しめる内容となっている。購入は是非とも初回限定盤をお勧めしたい。

Home Video

星野源と言えば初回限定の特典DVDがとにかく豪華なことで有名。今回も通常盤との差額600円とは思えない超豪華な内容となっている。

『YELLOW PACIFIC』ライブ映像

特典DVDに収録されている一つが1月に行われた新春Live『YELLOW PACIFIC』からの厳選ライブ映像である。内容は「恋」「時よ」など厳選された6曲が収録されている。

画質の低さが若干気になるもののDVDであるという点や、飽くまで特典ということを考えると十分だと思う。ライブの合間に挟まれる「一流芸能人からのメッセージ」もしっかり収録されている。

「プリン」Recording Documentary

「プリン」収録時のドキュメンタリー映像も同時収録されている。個人的にはこのメイキング映像をいつも楽しみにしている。音楽制作に真摯に取り組みつつも、その制作を楽しんでいる星野の姿が人生の生き様として格好良い。

このメイキングを見ていて思うのは「プリン」はインスト版も用意してほしかった。音楽自体が非常に魅力的だと思う。

「恋」で星野源を知った方には音楽アーティストとしての星野の一面を知れる内容となっている。是非確認して欲しい。

感想

今作も非常に素晴らしい内容だったと思う。特典DVDは『恋』『SUN』のように「ニセ明」が登場して旅行するパターンも楽しくて好きだが、今作のようなメイキングを入れるケースも相変わらず良い。

ライブ映像はやはり画質が少し残念。個人的には「地獄でなぜ悪い」も入れて欲しかったところ。価格を考えると間違いなくお得な内容なので星野源を知って間もない方は今からでも手にとって欲しい。

ちなみに星野源の初回限定盤CDは漏れなくプレミアが付いている。2012年の「夢の外へ」の初回限定盤はAmazonでは2万円超え。2011年の「くだらないの中に」に至っては6万円超えとなっている。

星野源の人気が衰えない限りこの流れは止まらないと思うので、本作も定価で購入できる今のうちに確保しておくのが間違いなくお勧めである。


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