『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』感想:青春ファンタジーギャグ

午後ローでやってた『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』懐かしくて見てしまったのでサクッと感想レビュー。

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「ぼくちゅう」について

ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(通称:ぼくちゅう)は2007年8月に放送された邦画。元々はブログのエッセイとして公開されたお話。

単行本は現在23巻まで発売しており、コミック化やドラマCDも発売されている大人気コンテンツ。

どんな映画?

映画は700日のうち108日間を描いており、主演は市原隼人、駐在さん役に佐々木蔵之介、竹中直人、麻生久美子といった豪華な面々が出演している。

監督は『只野仁シリーズ』『ドラゴン桜』の演出を担当していた塚本連平。脚本は『勇者ヨシヒコ』『アオイホノオ』『銀魂』でお馴染みの福田雄一が担当している。

感想

かれこれ観るのも3回目くらいなのだがやっぱり面白い。福田雄一のギャグのテンポが良いし、塚本の日本ドラマらしい演出のクセも様式美としてマッチしている。

最大の魅力は1979年の時代設定に感じられるノスタルジーである。この時代設定があるからこそ現実にはあり得ない行動や演出のクセもすんなり受け入れて観ることが出来る。また、劇中に出てくる「ウォークマン」や「ソフトクリーム」「コンビニ」など小物に至るまで時代感を強く感じられる。現代に生きる視聴者にとって1979年という時代は未知のファンタジーの時代なのでそれを感じれるだけで楽しい。

夏休みに観るのにぴったりなお話の切り取り方も非常に上手い。原作では700日間なので冬のイタズラなども描かれているのだが映画版では夏の間の108日間に焦点が絞られている。

アオイホノオ』でもそうだが脚本の福田雄一は原作からの切り取り方が本当に上手い。毎度毎度美味しいところはしっかり頂き、キリの良いところで綺麗に終わらせている。今作を「ひと夏の青春」にまとめているのは完璧だと思う。

演出は全体的に強めだが前述の時代設定によって受け入れられるものになっているし、それを補うテンポの早さがある。そして主演の市原隼人の愛されキャラが映画全体の雰囲気を良くしている。主演に限らず本作のキャスティングは綺麗にハマっている。見事。

劇中歌のファンキーモンキーベイビーズの『ちっぽけな勇気』も良い。挿入タイミングも良いし歌詞もピッタリである。自転車で夕暮れに走るシーンで青春感が一気に溢れ出る。

鑑賞後にひと夏の青春の余韻に浸れる素晴らしい邦画だと思う。未見の方は是非一度観て欲しい。

映画:ぼくたちと駐在さんの700日戦争
監督 塚本連平
脚本 福田雄一
出演者 市原隼人
佐々木蔵之介
竹中直人
麻生久美子
石田卓也
配給 ギャガ
公開 2008年4月5日
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