コナミが一部の海外ゲーマーに嫌われた理由【2015年騒動まとめ】

今回はコナミが一部の海外ゲーマーに嫌われてしまった理由について考えてみたい。

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コナミについて

コナミといえば人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」やサッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズなどで知られる大手ゲームメーカーである。また人気カードゲーム「遊戯王」や音楽ゲーム「ビートマニア」「ダンスダンスレボリューション」等も人気を博している。

最近はスマホ向けの『遊戯王 デュエルリンクス』『パワプロ』も好調で、2017年3月期の決算は営業利益が363億円(47.3%増)と堅調に推移している。

一部海外ゲーマーに嫌われている

そんなコナミだが一部の外国人ゲーマーやコアなゲームファンに嫌われているのが実情だ。「パシフィック・リム」で知られるギレルモ・デル・トロ監督すら下記の通り。

コナミとゲームファンの間に一体何があったのか。原因は2015年に起きた一連の騒動だと思われる。

2015年の騒動一覧

ラブプラス開発者の退職

人気恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』を手がけてきた内田Pミノ☆タロー氏が2015年3月・2月にコナミを退職。開発者の退職は珍しくないものの同時期に二人で辞めているあたり喧嘩別れでは?という疑惑が発生した。

なお2年経過した現在もラブプラスのその後は音沙汰なく事実上コンテンツとして終了した状態になっている。

さくま氏による桃鉄終了宣言

人気タイトル「桃鉄」の生みの親であるさくまあきら氏が下記のツイートをしたのが2015年6月である。

その後、新作『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』が任天堂から発売された。版権自体はコナミが所有したまま任天堂に権利を貸してライセンス料を受け取る形だと思われる。

サイレントヒル新作の開発中止

2015年4月28日、コナミは『サイレントヒル』新作の制作中止を正式に発表した。同作の体験版である『P.T.』も4月29日を持って配信が停止され現在『P.T.』は幻のゲームとして、インストール済のPS4がプレミアム価格となっている。

開発中止の理由は次に述べるコナミと小島秀夫監督との確執だと思われる。新作『サイレントヒル』は小島プロダクションによって製作されており、コナミ側が中止させた形ではないかとの疑惑がある。

小島秀夫監督との確執

最も影響が大きいのが『MGSV TPP』に関する一連の騒動。動画の通り小島秀夫監督のゲームアワード2015の授賞式への参加をコナミが拒否し会場中がブーイングに包まれた。『MGSV TPP』という作品もメタルギアシリーズらしくない中途半端な終わり方となっており、これもファンの間からはコナミが製作中止させたのでは・干渉があったのでは?と考えられている。

コナミはどこに向かっているのか?

コナミが上記のような路線に走ったのは2015年3月の早川秀樹社長の就任後のことである。早川はモバイルゲーム『ドラゴンコレクション』のプロデューサーを担当してきたソーシャル畑の人間。

日経のインタビューでも「これからのゲームプラットフォームはモバイルが中心」「追加課金モデルを『実況パワフルプロ野球』や『ウイニングイレブン』にも導入」などモバイル偏向・課金モデル重視の姿勢が窺える。

MGSVの強行発売については100億円を超える開発費からも判断として仕方なかったとも考えられる。しかしながらMGSVは初週だけで300万本販売し利益を叩き出している。

また、MGSVのために開発されたゲーム開発エンジン「FOXエンジン」も現在のウイイレパワプロの開発のベースとなっており、小島監督がコナミにもたらした遺産は計り知れない。

ゲーマーとしての感情

今までのシリーズファンとしては感情のやり場が無いためコナミのヘイトに繋がっているのだと思う。

https://twitter.com/ama_gin/status/504221335791218688

コナミは元々上記のカメラ特許ゴエモンや新作は作らないがIPは手放さない姿勢でゲーマーからヘイトを集めていた。それが2015年早川社長就任からの露骨な方針転換と一連の騒動で一気に爆発した形だと思われる。

小島監督ファンとして思うこと

筆者はメタルギアシリーズの大ファンである。上記の一連の騒動についてまず抱く感情は「悲しみ」である。『がんばれゴエモン』シリーズで言えば『がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり』など傑作だと思っているし、『パワポケ』シリーズ、「ラブプラス」も大好きなゲームである。

社内のゴタゴタは置いておいて事実として上記IPが死んでしまっていることが何より「悲しい」。

そして敬愛する小島秀夫氏が辛い日々を過ごしてきたことを考えると胸が苦しくなる。その想いが結果としてヘイトに繋がる心情は良く分かる。

製作者の意志について

調べていると下記のような声も聞こえてくる。

しかし言わせてもらいたい。作品をその作品たらしめているのは製作者の意志である。上記についてヒデラジ内の言葉で反論するならば「最先端の技術でその時代時代のメタルギア」という言葉の通りに新作『メタルギア サヴァイブ』は作られているのだろうか。

魂をかけて作られたFOXエンジンをそのまま使って、素材までそのまま流用した作品にしか現状思えない。小島監督の意志を継いでいない作品を果たしてメタルギアと呼べるのだろうか。

小島秀夫監督の現在

メタルギアシリーズは「桃鉄」同様にソニーがライセンス料を払い、小島秀夫監督がもう一度作るというパターンも考えられるが、一度ケチが付いた作品をもう一度やることはナンセンスである。

大事なことは今の小島監督がとても生き生きとしていることだ。去年のTGSのステージで「何も失っていなかった」という発言を聞いたときには筆者は泣きそうになった。そしてこれからもコナミではなく小島監督のファンであり続けようと思った。

世界中のゲームファンが小島監督の最新作『デスストランディング』に期待している。来週のE3でも私達を驚かせてくれるに違いない。

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コメント

  1. 匿名 より:

    その通りですよね。
    同じ意見を持っている人を見るだけで
    心が和らぎます…
    上から目線っぽくてすみませんね。

    • タコッケー タコッケー より:

      同様に感じている方が居て嬉しく思います。
      コメントありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    メタルギアもさくまもクソだから終わろうがどうでもいいけど
    遊戯王を改悪しまくった挙句に過去カードほぼ紙切れにしたのは許せなかった