9月22日、23日に一般公開日となった東京ゲームショウ2018にて国内初プレイアブルとなった『Devil May Cry 5』をプレイした感想。
混雑度
当日は海浜幕張駅に5:47到着。サポーターなしの一般入場後『デビルメイクライ5』『バイオハザード RE:2』の試遊券を真っ先に入手。PS4版の列に並んだが貰えたのはキャンセル待ち試遊整理券。仕方なくXbox One版の整理券を受け取る。
試遊版の内容
TGS2018の試遊バージョンではネロ操作で20分間体験可能。アクションゲーム初心者用に操作が簡単になる「オートマチック操作」も用意されていた。ボタン連打でもストリーク、ハイローラー等が繰り出せるらしい。
試遊感想
『デビル メイ クライ』シリーズ最大の魅力であるスタイリッシュアクションは本作でも健在。ネロの武器「レッドクイーン」の「イクシード」はそのまま「スナッチ」は「ワイヤースナッチ」に、右腕は対悪魔用義手型兵装(デビルブレイカー)に進化している。このデビルブレイカーのシステムが非常に面白い。
義手は体験版では4つまで装備可能、道中に様々な種類が落ちているので気に入ったデビルブレイカーに変えて○ボタンで使用。長押しして離すことでデビルブレイカーを消費する必殺技「ブレイクエイジ」を利用できる。敵の悪魔やシチュエーション毎に有効なデビルブレイカーを活用する判断力も重要となる。デビルブレイカーの種類によってはDMC4の「バスター」と同様の動きをするものも存在した。プレイ感覚的にはDMC4の完全な上位互換に感じられる。なお、L1は魔人化ではなくデビルブレイカーを消費した脱出行動に変化している。今後、魔人化は開放されるのだろうか。
システム面でシリーズと比べた際に気になるのはカメラワークとスピード感。カメラはよりプレイヤーに近づいた形となっており、純粋に3Dアクションゲームとしての視認性を追求した形ではない。集団戦闘時には状況判断をしづらく気になることも多かった。また、スピード感はDMC4のターボモードに慣れてしまうと遅く感じる。『ゴッド・オブ・ウォー』のような力強さを感じられる訳でも無く移動も遅いのが少し残念。ここは強化次第で改善されることを願いたい。
シリーズファン向け
ネロの操作感が殆ど変わっていない事に安心した反面、シリーズとして一新された新鮮さは感じられない。シリーズファン向けに丁寧に作られた続編といった印象だ。3人目の操作キャラクター「V(ブイ)」の詳細や物語も気になるがゲーム面では「ブラッディパレス」が用意されているかが気になる。純粋に戦闘が楽しめる同モードの追加も是非お願いしたいところ。
グラフィック・操作性は正当進化、キャラ魅力も相変わらずでシリーズファンは安心して楽しめる作品なことは間違いない。3月8日の発売を期待しよう。
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コメント
ps祭でやってきました。
ほぼ筆者さんの言うとおり、4の上位互換。
mの様な浮かせてエネステしまくってボコボコにするのではなく、ブレイカーの仕様的に立ち回りを考えないとスタイリッシュになりにくい。
個人的にエネステはm並にやりやすくして欲しかった。正直真新しさは感じられなかったので、このままのプレイフィールなら、購入は様子見。
コメントありがとうございます。
今はTGS以外にも体験可能なイベント多くて良いですね。
比較対象をDMC4と捉えると立ち位置が分かりやすく、エネステを含めた「軽い」「鮮やか」なスタイリッシュより「重い」「力強さ」を感じる演出・仕様が目立っている気がします。
新規が入りづらくなってた感もあるので分かりやすい派手さも求められたのでしょう。
あとは物語・キャラクター次第なところもありますね。
発売後の反応が今から楽しみです。
ありがとうございました。