任天堂は10月25日の12時から「スマートフォン版 どうぶつの森」に関する任天堂ダイレクトの配信を予告した。そこで気になる配信日や課金形態について予想をまとめる。
スマホ版について
More #Nintendo apps are coming to smart devices, including Fire Emblem and Animal Crossing! pic.twitter.com/ZLsHirPltM
— Nintendo of America (@NintendoAmerica) April 27, 2016
スマホ版『どうぶつの森』が最初に発表されたのは2016年4月。任天堂の決算発表内で『ファイアーエムブレム』と『どうぶつの森』を2016年秋にリリース予定であることを明らかにし、米任天堂の公式Twitterからも情報が公開された。
なお、「ファイアーエムブレム」と「どうぶつの森」のスマートデバイス向け2タイトルは、「SUPER MARIO RUN(スーパーマリオラン)」に続くタイトルとして、2017年3月までに配信を開始します。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) September 7, 2016
その後、公式Twitterで2017年3月への配信延期が発表。更に2017年1月末の決算報告で来期中(2017年4月~2018年3月)への延期が発表された。
どうぶつの森 Direct
[任天堂HP]明後日10月25日(水)お昼12時から「スマートフォン版 どうぶつの森 Direct 2017.10.25」を放送します。放送時間は約15分です。 https://t.co/c0AiUPI2FO pic.twitter.com/Czwm8c5vTM
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) October 23, 2017
度重なる配信延期の末にようやく公式からの本格的な発表が行われるのが今回の『スマートフォン版 どうぶつの森 Direct 2017.10.25』となる。
気になる放送内容だが公式HPでアナウンスされている通り。
- スイッチ、3DS向け情報はなし
- 『どうぶつの森』以外のスマホ向けアプリ情報はなし
- ライブ配信でなく事前収録
となっている。今回のダイレクトでは発表が期待される家庭用ゲーム機版『どうぶつの森』に関する情報は公開されない点に注意したい。なお放送は10月25日昼12時よりYouTubeとニコニコ生放送にて行われる。
予想
配信日
気になる配信日だが決算発表からも2018年3月までに配信されることはまず確定だろう。参考までに同社が提供する『スーパーマリオ ラン』の場合はAppleが9月7日に開催した新製品発表会でお披露目され、12月の配信が告知されている。
ちなみにコンシューマー向けの過去作の発売日は以下の通り。
タイトル | ハード | 発売日 |
---|---|---|
どうぶつの森 | NINTENDO64 | 2001年4月14日 |
どうぶつの森+ | ニンテンドーゲームキューブ | 2001年12月14日 |
どうぶつの森e+ | ニンテンドーゲームキューブ | 2003年6月27日 |
おいでよ どうぶつの森 | ニンテンドーDS | 2005年11月23日 |
街へいこうよ どうぶつの森 | Wii | 2008年11月20日 |
とびだせ どうぶつの森 | ニンテンドー3DS | 2012年11月8日 |
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー | ニンテンドー3DS | 2015年7月30日 |
どうぶつの森 amiiboフェスティバル | Wii U | 2015年11月21日 |
とびだせ どうぶつの森 amiibo+ | ニンテンドー3DS | 2016年11月23日 |
ここで注目して欲しいのは11月20日付近に集中している点である。そして初代やe+、HHDを除けば全てが11月中とGC版も12月14日に発売されている。これは『どうぶつの森』シリーズのリアルタイム性とイベント時期からクリスマス需要を狙っていることが大きな理由だと考えられる。
今回のケースでもスマホ版は恐らく日時設定をいじれないのでクリスマスイベントには必ず間に合わせると予想される。そして過去作の発売日と『マリオラン』『Miitomo』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が木曜配信だったこと、ダイレクトの時期から予想すると
11月23日(木)配信開始
が妥当なラインだと思う。
価格
アプリ版どうぶつの森について現時点で分かってる事は
・2016年秋リリース予定
・基本プレイ無料
・今までのシリーズと何らかの形で連携する要素がある
・Miitomoと比べるとより一層ゲーム性の高い、純粋なゲームアプリである
・課金要素は薄い(重要!!)
ですよ!— シーナリー (@scenery9429x) July 24, 2016
スマホ版『どうぶつの森』がマリオランのような買い切り型である事を期待している人も見られるが、本作は基本プレイ無料のタイトルであることはWSJのインタビューで明言されている。
課金制であることの懸念も大きいが、その分リリース後も継続的にアップデートが繰り返されることはユーザにとって喜ばしい部分でもある。
ガチャ
https://twitter.com/vari3173ant/status/922455094687182848
課金型となった時に心配なのはガチャ要素だろう。Twitterでも皆が心配しているのは家具ガチャ要素である。『どうぶつの森』シリーズの楽しさの根底である模様替え部分にガチャ要素が絡んだ場合は大きな波紋を呼ぶことになると思う。
その他にも住人、メロディ、洋服など『どうぶつの森』シリーズとソーシャルゲーム要素の相性が良すぎる為、心配が大きい。
しかし、任天堂がやるからにはブランドを壊すようなやり口はしないと予想される。この点はダイレクトでの詳細発表を待ちたい。
タイトル
スマホ版どうぶつの森今回のダイレクトは本物っぽいの!
DS版がおいでよ!どうぶつの森でおい森
3DS版がとびだせ!どうぶつの森でどう森
もしあつまれ!どうぶつの森だったらあつ森になっt— あぐもん(バロン)/わニキ (@balon_xx) October 23, 2017
ちなみに正式タイトルは何になるのだろう?「おいでよ」「いこうよ」「とびだせ」等ひらがな4文字が今回も付くことが予想される。個人的には「みんなと」あたりだと予想。皆さんの予想も是非コメント欄に書いて欲しい。
感想
ファンにとっては待ちに待ったスマホ版の発表となる。これだけ延期を繰り返したことからも任天堂の本気度が垣間見える。イベント準備等は既に万端なのだろう。
個人的にはスマホ版『どうぶつの森』は『ポケモンGO』に匹敵する一大ムーブメントになると予想している。心配なのは配信後のサーバーメンテ等が起こらないか、ガチャ要素は良心的か程度。無難にまとめるだけで素晴らしいゲームになると思うので楽しみにしつつ、まずはダイレクトでの発表に期待したい。