目次
位置情報×ARのライブ感
ナイアンティックのDBとローカライズ
『ポケモンGO』の開発元である「ナイアンティック」はもともと『Ingress』というスマートフォン向けの位置情報ゲームを開発していた。
そのため『ポケモンGO』の開発においても『Ingress』の技術基盤・データベースを用いて開発を進められた。これが他社が容易に『ポケモンGO』の「後追い」を出来ない理由となっている。
また各国向けのローカライズも現地スタッフ監修の元行われている。そのため「ポケストップ」の説明の中には思わずクスりとしてしまうものもあり楽しめるようになっている。
初めて成功したARコンテンツ
上記は2012年にSCEよりPS Vita 向けに発売された『箱! -OPEN ME-』というARゲームのPVである。謎解きとARの組み合わせが楽しいゲームだったのだが世間的には大きく注目を集めることはなかった。
ポケモンGOのパクリ元?『モンスターレーダー』
PS Vitaは発売当初、3G通信対応のモデルの存在が注目を集め各ゲーム会社からも「GPS」「モバイルデータ通信」を売りにしたゲームも登場していた。
その代表格が2011年に発売した『モンスターレーダー』である。
筆者も3GモデルのVita 購入者だったので目新しかったこのゲームをやっていたが正直「収集が楽しくない」ため作業感覚が強かった記憶がある。東京タワーなどご当地キャラが居たのは良かったが。
これらと比較しても『ポケモンGO』の成功は『ポケモン』という最強のキャラクターコンテンツあってこそだと再認識できる。
今後に期待
イベント実施
そんな『ポケモンGO』だが、まだ「第一世代」の全てのポケモンが確認されていない。「伝説のポケモン」を捕まえられるイベントがまだ実施されていないのである。
『ポケモンGO』初公開時の映像ではプレイヤーの集団とミュウツーが戦った末に捕まえる様子が確認できる。映像では時間制限表示も確認でき通常の捕獲とは異なり何かしらのイベントで捕まえられることが予想できる。
金銀以降の追加
アップデートが近いと言われている「金銀以降」の新ポケモン追加も楽しみな要素の一つである。筆者は赤緑世代であるが金銀世代、ルビサファ世代の人もいるだろう。人によってノスタルジーを感じられる作品が異なるため随時追加を行っていただきたい。
強いて不満点を挙げるとすれば、まずは第一世代の伝説ポケモンの実装を先にやって欲しかった。「151匹」という数に思い入れのあるプレイヤーも多いため、先にベイビィポケモンの追加を行ったことは期待はずれであり、モチベーションが下がる対応であった。
ソーシャル機能の強化
『ポケモン』の醍醐味である「交換機能」の実装も楽しみな要素である。交換によって進化するポケモンも存在し図鑑コンプの難易度が変わってしまうなどバランス調整が難しい点もあると思うが楽しみに待っている。
またソーシャルゲームでは定番である「フレンド機能」の実装も待ち焦がれる。ソーシャルゲームにおいては特に継続率への影響が大きい部分なので旬を過ぎてしまう前に実装して欲しい。
イベントやアップデートによる可能性の幅が広く、高いポテンシャルを秘めている『ポケモンGO』に今後も目が離せない。
ゲーム:Pokémon GO | |
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ゲームジャンル | ソーシャル |
対応機種 | iOS Android |
発売日 | 2016年7月22日 |
開発元 | Niantic, Inc. |
音楽 | 増田順一 |
コメント
リリース開始前からポケモンとGoogleのナイアンティックと任天堂の最強チームだって話題になってましたしね。
やっぱりネームバリューの大きさもあると思いますし個人的には高額課金しなきゃ強くなれない今のアプリゲームに一石を投じるゲームシステムだと評価してます。(今のポケモンgoがどうなってるかはわからないですけど)
それだけにポケモンマスターズがいまいちだなぁ(愚痴)