E3で参戦キャラなど詳細が説明された最新作『スマブラSPECIAL』。シリーズファンが愛用するゲームキューブコントローラーに対応することも発表された。今回はSwitchにGCコンを接続する具体的な方法について解説する。
GCコンについて
GCコンは2001年9月14日に任天堂ハード「ゲームキューブ」に付属していたコントローラー。他のコントローラーと全く異なる独特の形状をしており、握りやすさやスティックの操作性も高く今なおGCコンを支持するファンは多い。
WiiではGC互換があり接続端子も用意されていたため直接使用することが可能だった。しかしWii UではGC互換機能が撤廃、接続端子も廃止された。代わりに任天堂から「Wii U用ゲームキューブコントローラー接続タップ」が発売、2台用いることで8人対戦にも対応可能となった。
接続タップについて
Switch版の『スマブラSPECIAL』でも同様に「ゲームキューブコントローラー接続タップ」を使用することでGCコントローラーを使用可能。公式サイトによるとSwitch向けの「ゲームキューブコントローラー接続タップ」が新たに販売されるほか「Wii U用ゲームキューブコントローラー接続タップ」も使用可能な旨が案内されている。
Wii U版ではGCコンの操作性が遥かに優れていたため発売後しばらく接続タップが品薄になる状況が発生した。Switch版でも同様のケースが考えられるため、今のうちに接続タップを確保しておくのも手だと思う。ちなみに現時点でもSwitchで接続タップ・GCコンは使用可能。Joy-Conを2つ用意せずともボンバーマン、スニッパーズなどの4人プレイを楽しめる。
接続方法
気になるタップの接続方法だがニンテンドースイッチのドックには側面に2箇所、カバーを開いた背面に1箇所のUSB端子が用意されている。ここに「接続タップ」の黒色側のUSB端子を差し込めば良い。白色側は振動機能用の給電端子となっており必須ではない。
なお8人対戦用に2つのタップを使用し、全てのコントローラーを振動対応させるには上記のようにUSBハブを使用する必要がある(Wii UはUSB端子が4つあったがSwitchではUSB端子が3つしかないため必須)。この際、自前で給電可能なセルフパワータイプのハブが必要な点に注意しておきたい。また、使用時間によっては給電端子側にUSBモバイルバッテリーを使用するという荒業も可能。状況に応じて使い分けよう。
検証してみた
現時点でもSwitchでタップが使用可能なので試しに接続してみた。USB端子にタップを接続しAボタンを押すだけでコントローラーが認識される。この状態で試しに『いっしょにチョキッとスニッパーズ』を遊んでみたがGCコンで普通に4人対戦を楽しむことが出来た(振動は無し)。操作性も良いのでJoy-Conを複数持っていない方は選択肢として有りだと思う。
発売が楽しみ
2018年3月末時点でのSwitchのハード販売台数は1,779万台。Wii Uの1,356万台を既に大きく引き離している。スマブラ発売によって勢いは更に増すと思うのでGCコン、タップの争奪戦も激化するだろう。万全の体制で発売日を迎えるために今から入念な準備をしておくことをお勧めしたい。
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