【闘会議2018】『UNDERTALE』目的で一般人が行った感想

niconico、Gzブレインが2月10日~11日に幕張メッセで開催したゲームの祭典「闘会議2018」。普段全く「ニコニコ動画」を利用せず、eスポーツにも疎い筆者が行ってみた感想をまとめてみる。

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概要

闘会議は「ゲーム」を題材にした大会・試遊・音楽ライブ・実況プレイなどを楽しめるゲームの祭典。ボードゲームのようなアナログゲームから最新VRゲーム、往年の名作レトロゲームに個人開発のインディーゲームなど様々なブース・イベントが用意されたゲームのお祭りとなっている。

「闘会議2018」は2月10日~11日の2日間、幕張メッセで開催され、前売り券が1,500円、当日券は2,000円となっている。ちなみに両日入場可能な「2日通し券」は2,500円とお得。開催はniconicoとGzブレインでアミューズメント機器で遊べる「ジャパン アミューズメント エキスポ(JAEPO)2018」も合同開催される。

目的

「闘会議」は2015年から毎年実施され今回が4回目の開催となるが筆者は今回初めて参加した。TGSはゲーマーとして毎年欠かさず参加しているが「闘会議」は「ニコニコ」「実況」のイメージが強く各種大会・eスポーツに対する関心も薄いので行ったことが無かった。

そんな「闘会議」に今回初めて参加した理由は名作インディーゲーム『UNDERTALE』のコンサートがあったため。名曲だらけの同作をプロ奏者集団「MUSICエンジン」と動画サイトの人気演奏家「サカモト教授」が演奏するという内容で、MUSICエンジンによる『UNDERTALE』公演は昨年9月に開催されたきりなので聴き逃した方にも嬉しい企画となっている。

「サカモト教授」は全く知らなかったがMUSICエンジンはオーケストラ動画で前から興味を持っており、いずれ生演奏を聴きたいと思っていた。「闘会議」もゲーマーとして一度行ってみたかったので一石二鳥ということで初参戦してみた。

レポート

会場に到着したのは14時過ぎ。TGSと比較しても全く混んでおらずスイスイ進める。

前売り券組と当日券購入で入場口が異なっている。当日券売り場も全く並んでおらず、すぐに購入することが出来た。当日券は2,000円。軽い手荷物検査がある。

当日券組入場口の「幕張メッセ国際展示場 2・3ホール」はJAEPOが開催されておりクレーンゲームの無料体験(景品を貰える)や最新機種の試遊、「クレーンゲーム段位認定会」といったイベントが行われていた。軽くスルー。

4~6ホールに移動するとPlayStationブースや「スプラトゥーン甲子園」ブースなどゲームの祭典らしいブースが並ぶ。TGSのように会場は暗くない。子供も多く参加するイベントなので照明は付けているのだろう。

様々なステージで大会が行われており、席も普通に座れる混雑度。通路もTGSとは比較にならない程歩きやすい。移動でストレスを感じるシーンは全く無かった。

レトロゲームエリアでは巨大なスーファミコントローラーを使って「マリオカート」を遊んでいた。凄く楽しそう。こちらも30分待ち程度?

レトロゲームエリアでは懐かしのゲーム機・ソフトも試遊可能。ファミコン~GCまでの各ハードやアーケードゲームを楽しむことが出来る。画像はセガサターンの「ナイツ」を遊んでいるところ。待ち時間0で遊ぶことが出来た。

その後15時から『UNDERTALE』サカモト教授×MUSICエンジン スペシャルコラボコンサートに参加。感想は後述。

コンサート後は立ちっぱなしで足も疲れたので各種ボードゲームが遊べる「アナログゲームエリア」を見て回る。比較的空いていて、少し待っていると運営が「2人募集中です!」等声掛けを行っていたので試遊。

ボードゲーム「デジャブ」を5人でプレイ。軽い自己紹介の後、ルールの説明、プレイという流れ。神経衰弱の要領で絵柄が2回目のタイミングでのみイラストを取るゲーム。初対面同士だったが大変盛り上がった。

その後は閉会まで「スプラトゥーン甲子園 決勝」を観戦。画像は試遊台として出展していた「イカス屋台」。決勝は閉会ギリギリまで行われ、時間が1時間以上押していた模様。決勝は逆転劇も見られ盛り上がった。

『UNDERTALE』感想

オーケストラの感想としては公式のYouTube動画以外の楽曲を今回初めて聴いたが。原曲リスペクトの素晴らしい編曲だった。曲順も物語に合わせた「これしかない」順番で選曲も申し分無い。ハート型の紙吹雪が舞う演出・タイミングも感動的だった。MUSICエンジン、サカモト教授としては最高のライブ演奏をしたと思う。3回は泣いた。

唯一の不満点を挙げさせてもらうとゲーム実況ブースで行われていた

『ゲーム実況者のど自慢ステージ』が五月蝿すぎる

同じ時間帯・同ホールでこのステージスケジュールを組んだ運営は無能としか言えない。曲と曲の合間に実況者が歌う「Butter-Fly」が聞こえてきた時には絶望感すら感じた。

タイムシフト試聴で確認して頂くと分かるが動画マイクでも音が拾われていて曲によっては聞くに耐えないレベルで雑音が入っている。しかし、実況者は飽くまでステージを盛り上げるために精一杯歌っているだけなので罪はない。この事態を想定できなかった企画・運営側の問題である。

最初は静かな曲調の曲が多かったため、これが1時間続くのか…と悲しくなったが戦闘曲辺りから音量も負けないレベルになり、歌だけを意識外に飛ばす工夫が出来るようになってきた。加えて「オーケストラ」を聴きに来たのではなく、2,000円で入場し遊んだ上での「おまけ」として割り切ることにした。

正直プロの奏者である「MUSICエンジン」にとっては過去最悪のコンディションでの演奏だった事は間違いない。オーケストラの最中に携帯が鳴ったどころの雑音ではなく、隣のブースから歌い手の歌声が大音量で聞こえ続ける中で演奏する苦痛は想像し難い。本当に時間をずらす等「どうにかできなかったのか」と只々悲しい。

なお今回の演奏が集中して聴けなくて残念~という方は5月開催の「MUSICエンジン 第五回演奏会」がオススメ。東京オペラシティコンサートホールにて50曲以上がメドレー演奏される。2/12現在もチケットは残っている様子なので是非公式サイトをチェックして欲しい。

感想

ステージ音の干渉問題など運営の雑さは気になったが比較的楽しめる内容だった。ステージイベント・大会など目的があれば行って良いと思う。TGSと比較すると出展タイトル、来場者、熱気、レイヤー、コンパニオンなどはTGSの圧勝である。現状は比較対象になり得ていないがeスポーツ関連の盛り上がりで「闘会議」の今後の発展に期待したいところ。

来場者は「スプラトゥーン2」効果もあってか小さい子が多く、高校生以下が最も多い印象を受けた。同時開催のJAEPO目的の子供も居たと思う。会場は照明で明るく、手を繋いで歩くことも出来る混雑度なので子供連れ・女性も気軽に行けるイベントだと思う。

「闘会議」自体は純粋なeスポーツイベントとして独立させても良さそうな印象を受けた。アナログゲーム・TRPGも今後の市場規模的に「ゲームマーケット」とは住み分ける形で単独開催して良いと思う。現状は大会、ライブ、レトロゲーム、ボードゲーム、インディーゲーム等「ごった煮」感が拭えず、それが逆に客層を絞ってしまっている。「○○に興味がある人は闘会議へ~」の「○○」が現状存在しないため、特定のブース、イベント等「目的意識」を持った人しか集客できていない。とりあえず「盛り上がりそう」「面白そう」「話題」なものを集めた現在のニコニコのサービス・生放送に似た空気感は如何ともしがたい。サービスを含めて今後は選択と集中を繰り返して欲しい。

とはいえ2,000円というチケット代を考えると十分楽しめる内容だと思う。興味を持った方は来年以降参加してみて欲しい。

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