【ジョブズ不在】iPhone 11購入を見送るべき5つの理由

iPhoneの新モデル「iPhone 11」が大きな話題となっているので私見をまとめる。

概要

Appleは新製品発表イベントでiPhoneの新モデルとなる「iPhone 11」その上位モデルとなる「iPhone 11 Pro」その大型モデル「iPhone 11 Pro Max」を発表した。発売は9月20日を予定。

SNSの反応

待望の新モデルとなる「iPhone 11」シリーズだがSNSでは主にデザインに対する批判コメントが相次ぎ「ジョブズ」もトレンド入り、大喜利画像が飛び交う状況に陥っている。

見送るべき理由

5G対応やType-C端子の採用、ホームボタンの復活などが期待された新型iPhoneだが、紹介はカメラとスペックがメイン。製品としての魅力に欠けておりギズモードでの投票結果も見送りする人が倍以上。

ダサい

iPhoneシリーズの魅力はプロダクトとして洗練されたデザインにあると思う。筆者もiPhone 5sの洗練されたデザインに惹かれて即日購入したし、ジョブズの理念も「シンプル」さの追求にあった。

しかし、iPhone11 Proシリーズはひと目見て分かる通り糞ダサい。トリプルカメラは大きな●3つが飛び出ており土台部分も四角く隆起、ケース装着を前提とした不格好な見た目に陥っている。スペースグレー以外は裸で使うことすら躊躇するデザイン。

カメラ重視

見た目が退化した原因は3眼カメラの採用。デザイン魅力の低下はカメラスペックが重視され、一眼レフ並みに美しい写真を撮れるようになった代償とも考えられる。

3眼カメラ自体は昨今のトレンドであり、GalaxyのS10, HUAWEIのP30, Xperia 5等でもこの流れは踏襲されている。しかし、いずれの端末も今回のiPhoneほどカメラ部分が悪目立ちはしていない。いずれの端末も縦や横に3つカメラを並び周りが黒いため気にならない仕様だ。iPhoneがトレンドを作るのではなく後追いしている状況が何よりも残念。

USB仕様

iPhoneが唯一独自路線を突き進むのが充電端子の独自仕様。充電アダプタ側はType-C、本体はLightningというユーザー泣かせの接続仕様で価格も1mで1,800円, 2mは3,800円。Lightning端子を求めているユーザーがどれだけ居るのか。頑なにSDカードスロットを搭載しない姿勢といい、Appleの殿様商売ぶりが垣間見える。

5G非対応

ユーザーがっかりさせたのが次世代通信規格「5G」への未対応。2020年に実用化される同規格だがサムスンは先駆けて5G対応スマホ「Galaxy S10 5G」を発売済み。Appleも追従する形かと思われたが「iPhone 11」は非対応となっている。理論値は4Gの約100倍と言われており、3G → 4G同様に速度は雲泥の差だ。

5G時代における現在のスマホは例えるなら今のガラケーのようなもので速度の差が利用できるサービス内容に直結する。5G対応後の「iPhone 11」は買取価格も大幅に下がるはず。

イノベーションが無い

ここ数年のiPhoneの新モデルは順当なバージョンアップに留まっており、目新しさやワクワク感が全く無い。画面指紋認証やバッテリーシェア等の未来を感じられる機能をいち早く付けてくるのがiPhoneなはずだが現状は後追いすら出来ていない。「iPhone」ならではの魅力は削がれ、単なるスマホ付きカメラになってしまった印象だ。

次モデルを待つべき

来年には小型の低価格モデル「iPhone SE 2」や5G対応の「iPhone 12」の登場も噂されている。日本人の手のサイズにも馴染み人気が高い「iPhone SE」シリーズの後継機種は期待が高いし、「iPhone 12」は今回のマイナス部分だったデザインの刷新や5G対応と良いこと尽くし。新しいiPhoneを買うには時期が悪い。熱狂的なApple信者で無い限りは大幅値下げされたiPhone 8辺りでお茶を濁すのが無難だと言えよう。いっそAndroid機種を試してみるのもお勧め。

来年には林檎信者でなくとも魅力的に思える良いプロダクトが発表されることを期待したい。

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コメント

  1. ピーチはくず より:

    俺はボトムズみたいで好みだけどなぁ、、。

    若い子はボトムズ知らないのかなぁ?

    • タコッケー より:

      ピーチはくず様、コメントありがとうございます。
      「私はタピオカみたいで好き」「オジさんはタピオカ知らないのかなぁ?」みたいな話ですね。
      好み云々の話ではなくデザイン性を問題視しているのが記事の趣旨です。
      また、メカデザイン的にはボトムズの方が色配置と大小のメリハリ感、回転ギミック搭載と遥かに優れています。
      そもそも「iPhone」のデザインとして適しているのかを考えるべきだと思います。
      ありがとうございました。

  2. あの人達は今 より:

    2021年現在、背面にカメラ穴だらけのスマホが蔓延しているのであった…

    トライポフォビアの人達は新作スマホが出るたびに発狂してるのかなぁ…

    あれから騒ぎにならないのはなんでなんだろうなぁ…