【ガイアの夜明け】レオパレスの酷すぎる建築基準法違反が明らかにw

5月29日放送のテレビ東京系の経済ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』でレオパレス21の悪質な建築基準法違反が明らかとなった。

番組内容

番組で扱ったのは運営会社破綻で話題となった女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」、そして全国にアパートを展開する大手不動産会社「レオパレス21」。今回は「マネーの魔力 2」と題して不動産投資の実体に切り込む内容となっている。

番組を見逃してしまった方はTV東京の経済番組配信サービス「TV TOKYO BUSINESS ON DEMAND」にて視聴可能。初月無料。また、6月8日(金)18:00~BSジャパンにて再放送される予定。

問題点

建築基準法違反

「レオパレス21」について番組の独自取材で明らかになったのは賃貸物件の建築基準法違反。天井裏を確認すると本来必要な「界壁(防火壁)」が存在しておらず、また建築図面と異なる施工となっていた。

安全性

「界壁(防火壁)」が無いと火事が起こった際に天井裏から一気に火が燃え広がり、建物全体に延焼が起こりやすくなってしまう。生命に関わるため「遮音性の無さ」以上に大きな問題だと言える。

隠蔽

今回の問題についてレオパレスの「現役員が知っていた」ことも大きな話題となっている。番組独自の取材の中でレオパレス関係者は下記の証言をしている。

  • 施工当時(20年くらい前)から問題になっていた
  • この問題を現役員は知っている
  • 問題を放置していた
  • 指摘されて初めて判明はウソ

そもそも「天井裏の界壁を巡る問題」は過去の裁判でも指摘されていた。上記問題はアパートの物件価値調査のため建築士に鑑定依頼をしたタイミングで判明し、2012年にレオパレスに通知され裁判所によって和解が成立している。

裁判で訴えられているにも関わらず経営が「全く知らない」ことは常識的にあり得ない。29日の緊急会見での受け答えでは繰り返し「経営レベルでは」と発言しており、飽くまで「現場が勝手にやった」という体で逃げ切ろうという魂胆が見え見え。

SNSの反応

衝撃的な番組内容に対するTwitter上での反応は下記の通り。

感想

レオパレスと言えば2chの上記コピペも有名だが、実際に「壁が無い」ことが明らかになった形だ。

レオパレスは今後、所有する3万棟超を調査し2019年10月までに必要な補修工事を完了するとのこと。また、国交省はレオパレスに対して是正勧告し建築士を処分するらしい。大きな波紋を呼ぶことになりそうな今回の事件、経営陣レベルでの刷新がなければ改善は望めそうに無い。唯一の救いは火事などの大惨事が起こる前に問題が明らかになったことだろう。TV東京には今後も追求姿勢を緩めずに頑張っていただきたい。

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