11月9日発売予定のPSVR対応『テトリスエフェクト』をプレイした感想。
どんなゲーム?
『Tetris Effect』は『Rez』『ルミネス』シリーズで知られる水口哲也氏率いるEnhanceによる最新作。世界で最も売れたゲーム『テトリス』をベースに映像・音楽表現を芸術の域にまで昇華させている。今まで誰も見たことも聞いたことも”感じた”ことも無いテトリスに仕上がっている。
11月9日発売予定。予約特典はサンプラーCD。
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11/1~11/5の期間限定体験版をVR環境でプレイして分かった本作の魅力をお伝えする。
未知の体験
本作は誰でも知っている『テトリス』を題材にしつつもプレイ体験はそれと全く異なる。プレイ中は視界全体に幻想的なエフェクトが広がり、心地よいサウンドに体全体が包まれる。テトリスのシンプルなルール、永遠にプレイできるパズルゲームの特性が音楽・映像表現とマッチしプレイ中の快感が通常のゲームの比ではない。『Rez Infinite』に勝るとも劣らない電子ドラッグのような中毒性も味わえる。筆者はプレイ中は音楽に合わせて無意識に頭を振りノリノリで楽しんでいた。
究極の没入感
『テトリスエフェクト』の体験版をPSVRでやってみた。まさかテトリスで感動して泣く日が来るとは。光・音・リズムがプレイと調和してありえんくらい多幸感ある。動画やスクショだとミリも伝わらないのが悔しい。製品版買います。(VR無しでPS4+モニタでも遊べるよ!)https://t.co/7GxfTNEm8t pic.twitter.com/vaV9MX1GuW
— ayaka⭕D:BH Fan-Meeting2 (@citacitayaka) 2018年11月1日
『テトリス・エフェクト』はVR及びPS4 Proでは4K出力にも対応している。『Rez Infinite』同様に遊ぶ場合は是非ともVRで遊んで頂きたい。ゲームとしての没入感が全く異なる。本作のストーリーモードにあたる「Journey Mode」では全27のテーマが異なるステージを順番に旅する形でグラフィック・エフェクト・音楽が変化していく。VR環境で遊ぶと意識は現実から完全に離れ『テトリス』の世界に入り込める。VRヘッドセットを外して初めて自分が「部屋」に居たことに気づくほど没入感が高い。
オンライン要素
ゲームとしての奥も深い。「気持ちよさ」を追求するゲームの性質上、オンライン対戦には対応していないが各モードのスコアを世界中のプレイヤーと競い合えたり週末限定の「WeekEnd Event」も開催される。毎週末は世界中のプレイヤーと協力して『テトリス エフェクト』をプレイし、仕事の疲れをリセット・リラックスしつつ目標達成を目指すのも良いだろう。パズルゲームのジャンル性質上、末永く遊べること間違いなしだ。
感想
『テトリス』の延長と思いきや想像以上に水口ワールド全開で最高に楽しめた。VR要素を取り除けばプレイ感は『ルミネス』シリーズに近いだろう。プレイしていて気になったのは「気持ち良さ」を阻害する要素の存在。Effect Modesで遊べる「ミステリー」モードでは一定時間ごとにハプニングが発生し、プレイヤーはそれを乗り越える必要があるのだが理不尽な内容・組み合わせも多かった。また、『テトリス』のゲーム自体が苦手な方は世界観に没入できる余裕も発生しづらい懸念もある。基本的には慣れだと思うが易しめの難易度設定で楽しんで頂きたい。
ちなみにアナウンストレーラーの楽曲「Connected(Yours Forever)」を用いた「ダイナミックテーマ」が封入されるAmazon, PSストア限定版も存在する。お財布と相談しつつ検討してみてほしい。
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