「VRChat」感想:VR無しで楽しめるMMO黎明期のカオス空間

ここ最近異例のスピードでユーザーを増やしているソーシャルVRゲーム『VRChat』の紹介記事。

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どんなゲーム?

「VRChat」は2017年2月にサービス開始後、ユーザー数を伸ばし続けているソーシャルVRアプリ。特に最近の伸び率は高く、2017年11月時点で10万だったインストール数は2018年1月25日現在250万近くに伸びている。アプリ自体は開発中のアーリーアクセス版として提供されており、価格は無料。VRヘッドセット無しでも楽しむことが出来る。

魅力

カオス空間

「VRChat」の世界に入ってまず感じるのは圧倒的カオスである。VR機能を活用してオンラインでコミュニケーションを取れるゲームには他にも「Rec Room」や「AltspaceVR」などがあるが、「VRChat」最大の特徴はユーザーが成長させるコンテンツという点である。

プレイヤーは自分の好きな3Dモデルをアップロードして自身のアバターとして活用できたり、オリジナルの3Dマップ、ワールドを作ることが出来る。感覚的には一時期ブームとなった「Second Life」を想像してもらうのが良いがアバター・ワールドの自由度は比較にならない。少し街を歩けば著作的にどう考えてもアウトなキャラクターが闊歩しており、ゲームデータをグレーな方法で抜き出したであろうモデルも多数存在する。

また、プレイヤーの中には爆音で音楽を流し続ける輩やF用語を連呼し走り回る人、表現的にアウトなアバターでうろつく人など様々な人間模様が垣間見える。このアングラ感・お祭り感は今の時期の「VRChat」でしか味わえない。

VRの魅力

筆者はPC用VRヘッドセットを持っていないが、ソーシャルVRの魅力は大いに伝わってきた。「VRChat」ではヘッドセット・カメラの向きとアバターの視線・顔の方向が連動している。そのため誰が誰を見て話しかけているのかが直感的に分かる。身振り手振りや体の動きも連動するためリアクションも伝わり「そこに居る」感が非常に強い。コミュニケーション方法に「テキストチャット」が用意されていない点も「VR」ならではの魅力を掘り下げている。

VR無し・無料で遊べる

本作は前述の通り、VRヘッドセット無しでも無料で楽しむことが出来る。VR対応のハイスペックPCや「Oculus」「Vive」といった高価なVR機器は必要ない。通常のゲーム同様の敷居の低さで遊べることがユーザー数の増加・盛り上がりに繋がっている。

なおPC用のマイクがあるとボイスチャットでコミュニケーションを取れる。散歩感覚で潜入するだけでも十分楽しいのだが、会話を出来ると全く違う楽しみが見つかる。現実世界では見ず知らずの人にいきなり話しかける勇気は無くてもVRなら気軽に話せるのも大きな魅力だろう。

ちなみに日本人が中々見つからない場合は「Japan Town」が比較的日本人が多いのでオススメ。英語が少しでも出来る方は拙い英語でも意外と会話出来たりする。勇気を出して話しかけてみて欲しい。

感想

最近話題になっているので試してみたが予想以上にカオスだった。最大の特徴は自由度の高い「アバター」であり、同時にMMDモデルの無断使用などの問題も発生している。ユーザーが盛り上げるコンテンツという点では今後マナーに則った運用が行われる仕組みづくりが重要となるだろう。また、ゲームとして考えた場合には自由度の高い遊び作りが必要となってくる。現状はものを掴む・投げる程度のアクションや空中ペン、簡素な銃しか存在しない。今後、多人数で遊べるミニゲームやボードゲームのような遊び作りが加速すればより一層盛り上がると思う。

現在はアーリーアクセス版ということもあり、今後の進化に期待が掛かる「VRChat」。版権問題等が解決しない限りコンシューマー版の配信は望めないと思うが、願わくばPSVR向けにも「PS Home VR」のようなソーシャルVRアプリが配信されることに期待したい。

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