「勇者のくせにこなまいきだDASH!」先行プレイ感想・簡単攻略法

1月25日からAndroidにてテストプレイが開始されている『勇者のくせにこなまいきだDASH!』(勇こな)をプレイした感想。

概要

『勇者のくせにこなまいきだDASH!』プロモーションムービー

本作は『勇者のくせになまいきだ。』(ゆうなま)シリーズの世界観・キャラクターをそのままパズルゲームにした作品。タッチ操作で土を掘り、スライド操作でブロックを移動させることでブロックを3つ以上繋げて連鎖を狙う落ち物パズルとなっている。

基本プレイは無料で近日配信予定。1月30日までAndroid OS限定で「先行プレイ」が開始されている。

元作品

勇者のくせにこなまいきだ。 プロモーションビデオ

なぜか各メディアでは触れていないが本作『勇者のくせにこなまいきだDASH!』はPlayStation Mobile向けに配信された『勇者のくせにこなまいきだ。』がベースとなっている。(PS Mobileはサービス終了したため現在はプレイ不可)

基本的なルールはPSモバイル版と同様で新たにフィーバーモードやスキル、ガチャ等が追加されている。プレイ感としても『こなまいきだ。』とほぼ同じなので同作のプレイヤーはすぐにルールを理解できると思う。

魅力

パズルゲーム

本作は良くも悪くも実力主義のパズルゲームである。プレイ感としては『パズドラ』が近く、ガチャで出た魔物よりもプレイスキルがクリア可否に大きく影響する。そのためステージ1人目の勇者を倒せず終わることもあれば、コンボが途切れずに繋がり簡単にクリア出来ることもある。

「パズルゲーム」好きは楽しめる一方、ゲームが苦手な方はコンボのコツを身につけるまで苦労すると思う。もちろん救済措置として魔物の強化・進化、ガチャ次第で攻略は楽になるはず。本作はプレイスキルに応じた攻略補助のために課金を促すモデルだと考えられる。

ドット絵

『ゆうなま』シリーズは昨年発売されたVR作品では3D化・ボイス有りになったことでも注目を集めたが、本作はシリーズお馴染みの可愛らしいドット絵が採用されている。良く言えば踏襲、悪く言えば流用なのだがスマホ向けという点では素晴らしい判断だと思う。というのも本作は動作がむちゃくちゃ軽い。アプリ容量もゲームデータダウンロード後でわずか163MB。昨今のソシャゲが軽く1GB近くを専有する時代にあり得ない軽さとなっている。これなら容量も気にせず入れておくことが出来る。

ダンジョンに挑戦する際のロード時間も1秒弱でロード中テキストが読めないレベル。ストレスフリーで手軽に楽しめる本作はスマホ向けソシャゲとしては随一の軽さだと言えよう。

『ゆうなま』らしさ

パズルゲームになっても本作はしっかり『ゆうなま』である。魔王の喋り口やパロディネタ、シリーズおなじみのキャラクターなど『ゆうなま』らしさを感じる。BGMも懐かしく、ドット絵の魔物が動いているのを見るだけでも可愛らしい。登場する勇者は500以上、魔物は300種類以上用意されているらしく、今後イベントでの追加も予定されている。

スマホでしっかり『ゆうなま』のパズルゲームを楽しめることはシリーズファンには堪らない。

攻略

筆者はVitaで『こなまいきだ。』をクリアしているので本作でも役立つ攻略法を伝授してみる。

コンボを繋ぐ

本作はパズルゲームなので「コンボ」がとにかく重要となる。コンボを意図して繋げるようにならないと攻略は難しい。まずは掘ってスライドして移動、コンボを繋ぐの流れを無意識に出来るまでやり込もう。

基本的には「トカゲおとこ」を掘ってでもコンボを繋げたほうが強い。「ドラゴン」は掘らないように注意し、ブロック全体を眺めバランスを調整しつつコンボが繋がるように意識しよう。

まずは「ドラゴン」

「コンボ」を繋ぐ上で邪魔になるのが「土ブロック」「おじゃまブロック」である。これらを一掃できる『ドラゴン』ブロックをまず揃えよう。『ドラゴン』を揃えれば一気にブロックが崩れるためその後のコンボも繋がりやすい。

また、敵が攻撃してきた(おじゃまブロックを増やした)タイミング後に『ドラゴン』を揃えるなどタイミングも重要となる。一気にコンボを繋ぎ、逆転するチャンスとなるのでまず『ドラゴン』を意識してパズルを進めると良い。

掘りすぎない

パネルでポン 普通に15連鎖してみた

本作は掘りすぎないことも重要である。掘ると敵の攻撃が近くなり、後半になるほど攻略が難しくなる。感覚としては落ちる前にずらしてコンボを繋げる『パネルでポン』の感覚でプレイすると良い。スピード感的には『パネポン』の方が遥かに早いので『パネポン』を攻略してから『勇こな』をプレイするのもアリかもしれない。

感想

Vita版の『こなまいきだ。』を正統進化させた形となっていた。フィーバーモードはプレイして非常に気持ちよく、インターフェイス的にスマホとの相性も良い。スキルは現状、使えるようになる前に決着が着いてしまっているが、スキル強化等を繰り返すことで戦略性も増してくるのかもしれない。

不満点は基本的に見当たらないが、初めてプレイする際は文字が小さく感じた。プレイを繰り返すと慣れたので問題無いレベルだと思う。後はプレイ中も「通知」が来る仕様は気になる。

正式リリース後は課金バランスが重要になるだろう。先行テストプレイではプレイ開始後に魔王石が50貰えて10連ガチャを回すことが出来た。「パズルゲーム」としての重みが強く、課金キャラによる有利不利は現状あまり感じないが『D2メガテン』のように炎上しない程度のバランスに抑えて欲しい。

参考程度にテストプレイ時点でのガチャ割合は上記の通り。☆5全体は1.80%だが個別では『クラウンドラゴン』が0.02%なので単体狙いは厳しそう。ゲーム的にキャラの強さが大きく影響しない感があるが、リセマラ勢は覚悟した方が良いだろう。

何より軽さが印象的で「パズルゲーム」としての楽しさも相まり、気軽に起動したいタイトルだった。正式リリースが待ち遠しい良ゲーだと思う。今後に期待したい。

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