鉄道路線シミュレーションゲーム『Mini Metro』感想

現在Steamでもセール中のPC, iOS, Android向けSLG『Mini Metro』の紹介記事。

どんなゲーム?

Mini Metro Early Access Trailer

『Mini Metro』はニュージランドに本拠地を構えるインディー系スタジオ「Dinosaur Polo Club」開発の鉄道路線構築シミュレーション。実在する都市がモデルのマップから1つを選択してゲーム開始、増え続ける都市間を線路で繋ぎ、効率的に乗客を目的地に届けることを繰り返すゲーム内容となっている。

PC版は定価980円、Android, iOS版は600円で販売中。2018年初頭にはニンテンドースイッチ向けへのリリースも予定されている。

魅力

路線図が引ける

筆者は学生時代に「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」をフル活用し、北は北海道から南は宮崎まで格安鉄道旅行していた「乗り鉄」である。移動中は時刻表片手に旅行しながら予定を立てて楽しんでいた。そんな「乗り鉄」にとって「路線図」は非常に魅力的な要素である。特に都市部の地下鉄などはカラフルに色が分かれ、複雑に線が絡み合い目的地へのルートを考えるだけでワクワクする。

そんな路線図をこのゲームでは簡単に作り出すことが出来る。都市間をマウスで結ぶだけで「それっぽい」線が自動で引かれ、鉄道が走り出す。環状線にしたり、複数路線が乗り入れるマンモス駅を作ったり、並走バトル区間を作るのもプレイヤー次第。マップによっては「新幹線」や「乗り換え駅」も利用可能。路線図を眺めるだけでが広がり続ける。鉄道好きはプレイしながら実在の路線で言うところの「ここは~駅」「これは~線」と妄想が止まらないはずである。

パズルゲーム

本作は基本的に地下鉄網を敷設していく「シミュレーション」だが、最終的には乗客・都市が増え続けて輸送能力がパンク、ゲームオーバーとなってしまう。この上手くやっても必ず「ゲームオーバー」となり、それまでのスコアを競う要素はテトリスの様な「パズルゲーム」を彷彿とさせる。プレイ中の効果音も心地よいため、パズルゲーム感覚で無心でプレイし続けられる。また、混雑に関係なく延々とプレイしたい方のための「エンドレスモード」も搭載されている。鉄道企業としての運営能力向上を永遠に目指すのも良いだろう。

難易度

そんな『Mini Metro』だが本作はゲーム初心者でも十分楽しめる難易度となっている。ルールは簡単で分かりやすいため、5分も遊べば理解可能。リプレイをGif画像で保存可能なため、後から動画で振りったりアドバイスも聞きやすい。

簡単な攻略としては出現率の低い「□」や「特殊記号」を乗換駅として活用すること、環状線を基本とすること、同じ記号が連続しないように工夫するなどだろう。最終的には運要素が強いので都市の出現場所、記号次第では素直に諦めることも重要。

感想

Steamセールで興味を持って買ってみたが大当たりのゲームだった。パズル・SLGとして普通に楽しい。気づくと夢中で10時間連続でプレイしていた。ゲームの性質上「タッチパネル」との相性も良いため、スマホやスイッチ版も非常にオススメ。興味を持った方は是非購入してプレイしてみて欲しい。

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