ニコニコ動画で火が付き、大きな話題となった迷作『El Shaddai -エルシャダイ-』の画像素材、動画の一部がフリー素材となった。昨今の「いらすとや」ブームに続く新たなムーブメントとなるのか。自身のブログ記事内の画像を置き換えることで検証してみたい。
概要
いつの間にかエルシャダイが公式からフリー素材として提供されていたhttps://t.co/FemtlYwGYm pic.twitter.com/pXG88m1rkb
— ちゃば (@chartea) 2018年4月1日
『エルシャダイ』の画像素材、PV動画のフリー配布を発表したのは開発元であるcrim。3月31日に発表したが4月1日のエイプリルフール企画だろと皆スルー、4月2日の今になって話題となっている。
フリー化の対象となるのはE3用のトレーラーとその高画質静止画像データ。スマホで落とすための厳選された抜粋画像も用意されている。気になる方は是非公式サイトからDLしてみて欲しい。
置き換えてみた記事
ブロガー的にフリー素材としての使い勝手が気になったので、先程投稿した真面目な記事の画像を『エルシャダイ』ベースに差し替えてみた。なおコピー記事判定防止のために文言は一部変更している。左右ウインドウでの見比べ推奨。
ようやく2018年の新年度が本格始動し、SNSでは新社会人へのアドバイスが多く見られる。その中には「命を大事に」的な内容も多かったので参考になる判断基準について考えてみる。
そんな装備で大丈夫か?
社会人経験豊かなルシフェルが「そんな装備で大丈夫か?」とアドバイスするのには理由がある。それは予知夢の中で心身を病んだり今回もダメだったケースを目の当たりにしているから。PVから分かるイーノックの死因第一位は「油断」であり、彼の名前は72通りにも上る。この割合は業界的に見ても『エルシャダイ』の主人公だけという異常事態となっており、なんと呼べばいいのか。
筆者もPS3で昔やった頃にはストレスから途中で辞めていった周りの人や、ワゴン販売のショックから立ち直れない先輩の噂も聞いた。クリア後に振り返ってみると私が楽しめた理由は500円という中古価格が最大の理由だったように思う。
「大丈夫だ、問題ない」は盲信
ルシフェルのアドバイスに対して「大丈夫だ、問題ない」との発言が見受けられるが、この発言には全く根拠がない。というのも装備は年月を通じて「徐々に」脆くなっていく。「敗北」の2文字が頭に浮かぶ頃にはルシフェルのアドバイスなど忘れており、自らの意思で進むべき道を選択し、人にとって最良の未来を思い選択する中で「最初から言うことを聞かなく」なっている。
筆者も終盤には無意識に「早く終わらせたい」とつぶやき、ボス戦に向かう途中に指が止まる、2Dアクションだけで凄く満足する(個人談)、物語が分からなくなる等の症状が出ていた。それでも「ここまでやれば一段落する」「トロフィー取得したい」等の意識から「ゲームを休む、やめる、諦める」という選択肢自体が無かったように思う。とにかく「クリアするしかない」という錯覚に陥っていた。
心身が弱った状態でゲーム画面を見つめ「何のために遊んでるんだろう」と思った時に真理に気づく「ここで諦めれば、別のゲームが出来る」。瞬間、画面が明るくなり時間が巻き戻りループしてしまうケースも多い。クリア断念の多くは計画的なものではなく突発的なものである。
対策
以上を読んで頂ければ「積みゲーはNG」と頭で分かってるだけでは意味がないと分かって頂けると思う。やる気が徐々に削がれ、突発的に投げてしまうコントローラーを防ぐ方法はあるのだろうか。
社外の人との付き合い
クリアを諦めかけていることに最初に気づき「積みゲー」を防止してくれる最大のサポーターは掛け替えのないルシフェルだと思う。大事なのはルシフェルで定期的にセーブすること。イーノックにとっては初めての友人であり、アークエンジェル達から「武器:アーチ」や「神としての心構え」を教わると思う。しかし、それが「天界一般」の常識だとは限らない。アークエンジェル達は実体が無いため、白鳥の姿で導かれる「声」を絶対だと信じてしまいがちだがルシフェルの雑用的な扱いであることも多い。
そういった違和感を指摘出来る存在は堕天した存在のエゼキエルだろう。弟の仇を取る目的と「トルノデス」の発音に最初は衝撃を受けると思う。単なる「ベタな敵ボス」的なケースもあるが、世の中にはより最良の未来があることは間違いない。刀剣武器のアーチや射撃武器のガーレ、拳闘武器のベイル等の能力を使って比較してみよう。「ガーレの機動力、スピードは明らかにおかしい」と気づけたなら早い内に浄化を進めておきたい。
(略
日々の趣味
貴方に趣味があるなら36万…いや1万4000年経ってもそれを継続するべきである。これは単なる武器の浄化目的とは別に「ケガレを取り払う」役割が存在する。奪った武器が使用する内にケガレを溜め込んで攻撃力が徐々に弱まると以前のように倒せなくなり「エフェクトが赤くなる」のだ。奪ったばかりの武器で攻撃しても「倒せなくなった」場合は武器が死にかけていると判断した方が良い。戦闘が攻撃しては浄化をこなすだけの無味乾燥な時間となり画面から色が失われていく。攻撃した際に昔のように「ヒットエフェクトが青いか」「浄化されているか」常に注意しよう。
ストレス発散
クソゲーのストレスをゲーム等で発散できるのなら、解決法としてアリだと思う。下手にゲームを溜め込んで積みゲー → ワゴン化となるよりは遥かに経済的。積みゲーの原因と解決・消化方法は人によって異なる。筆者の場合はつまらない → やる気が起きない → 永遠にクリアできないパターンが最も多かった。そこでクソゲーでもプラチナまでトロコンをすることにしたのだが、格ゲーが無理すぎて辞めた。単に時間を掛けるだけでは取得できないトロフィーも存在する。トロフィー取得代行、自演オンラインマッチやトロフィーまとめwiki、お金等の力も借りてトロフィーレベルを上げてみて欲しい。お金で解決できるならそれに越したことはない。
ちなみに回し者ではないが「428」「シュタインズゲート」等のADVは寝ながらスキップするだけで無茶苦茶楽にトロコンできる。ハード別では「サウンドシェイプ」のクラウド同期取得も効果的なのでトロ厨の方は一度試してみて欲しい。
[amazonjs asin=”B00462Q5VQ” locale=”JP” title=”Spike The Best 428 ~封鎖された渋谷で~ – PS3″]転職・キャリアアップ
今のゲームを死ぬほど頑張っているのに一向にクリアできない、1ステージも進めない場合はその時間を別のゲームや自身のキャリアアップに活用しよう。日本は初週売上重視の傾向があるため、やり込みの薄さやオンライン非対応に伴う中古流れ、価格暴落を恐れる気質があるが実際は何ともならない。今遊んでいるゲームで地獄のような日々を味わっているならば尚の事「あのクソゲーと比べたらマシ」でしかない。別のゲームや勉強をすることは日々生きる上での希望となり得る。ジャンル内でのゲームの魅力・市場価値を再確認するために未クリアでレビューだけしてみるのもオススメ。「クソゲー」かどうかの判断材料を求めているユーザーは貴方が思っている以上に多い。
人生設計の見直し
積みゲー・買取・廃棄といった手段を考えるなら同時に気にしておく必要があるのはあなたの財布事情だろう。買い取りしてお金が入っても「二束三文」にしかならず絶望感からアンチ化してしまっては元も子もない。事実として10代の場合、お小遣い制の採用率は6倍高くなる。プレイ後も思うほど遊べるか、最悪の場合友達と貸し借りできるかを事前に確認しておきたい。
極端な話、クソゲーと覚悟して購入するのなら新品に拘る必要も無い。中古や友達から借りるだけでも十分クリア出来る。郊外のGEOで安く買って伸び伸びとプレイする遊び方も良いし、海外版を購入したって良い。リージョンなど最低限のラインさえ守れば何処の国のゲームでも自由に遊べる。ココらへんの問題はSteamのおま国・おま値問題が参考となる。分かる人には「有料日本語化DLC」の意味も通じると思うが勘弁して欲しい。
感想
PV序盤のルシフェルの画像は使おうと思えば使えそう。その他はネタにしかならないことが良くわかった。少なくともブログ用画像としては使えそうにない。今後は『エルシャダイ』画像を活用した商用ゲーム、漫画等は出るのだろうか。PV発表からネタが尽きない『エルシャダイ』。フリー素材化を皮切りにブームが再燃することに期待したい。