『スーパーサラリーマン左江内氏』第1話感想:魅力は『勇者ヨシヒコ』の「ゆるさ」と「パクリ」

1月14日から日本テレビで放送を開始した『スーパーサラリーマン左江内氏』について今回は紹介したい。

1話目からぶっ飛んでいた内容

原作は藤子・F・不二雄の漫画であり『勇者ヨシヒコ』『HK 変態仮面』の福田雄一監督がドラマ化している。

原作はヒーローの条件など設定が細かく考えさせられる話も多いのだが本ドラマでは福田監督作品の特徴であるパクリ悪ふざけ満載のコメディとなっている。

  • 開始早々に高橋克実のハゲいじり
  • カラオケで中年2人の恋ダンス(歌が絶妙に下手)
  • ムロのアドリブ
  • 金八先生のパロディ

その他にも会社名がフジコ建設だったり変身シーンがウルトラマンだったり随所にネタが散りばめられている。

勇者ヨシヒコでもやらかしていた福田監督

去年テレビ東京で放送していた『勇者ヨシヒコと導かれし七人』でもどう見てもTOKIOの5人が出て来るダシュウ村の回を放送していた。

この回は本当はバンド活動をしたい5人が魔物「ニッテレン」によって農作業をさせられているという風刺の効き過ぎた内容だった。

ムロと佐藤二朗は「アドリブ」任せ

ヨシヒコと同様ムロ(メレブ)、佐藤二朗(仏)が出演しているのだが2人のシーンは相変わらず「アドリブ」任せになっている。

その結果、土曜ゴールデンとは思えないほど「ゆるい」空気が生まれ肩の力を抜いて楽しめる内容となっている。

ツッコミを入れつつ楽しめる

本作の魅力は「ゆるさ」である。「ゆるい」空気感の中やらかしているキャストたちに視聴者ツッコミを入れる形で笑いが生まれている。そのため非常に実況向きな内容となっており、家族全員で見て楽しめるほか翌日話題にしても盛り上がる。

福田に対して「やりやがった!」「最低(褒め言葉)」とツッコミを入れながら楽しんでほしい。

夏には『実写版 銀魂』も

福田監督は夏に上映される『実写版 銀魂』の監督も努めている。キャストがとにかく豪華であり主人公の銀時役が小栗旬、神楽役が橋本環奈、その他にも長澤まさみ岡田将生中村勘九郎堂本剛など超豪華な面々が揃っている。

https://twitter.com/fukuda_u1/status/819008266059608064

このメンバーで福田ワールドが展開されるとどうなるのか楽しみである。

またジャンプ連載中のコメディ漫画『斉木楠雄のψ難』の実写化も福田なのでこちらも楽しみに待ちたい。

ドラマ:スーパーサラリーマン左江内氏
原作 藤子・F・不二雄
演出 福田雄一
脚本 福田雄一
放送開始 2017年1月14日
制作局 日本テレビ
スポンサーリンク
レクダングル(大)
レクダングル(大)

シェアする

フォローする



スポンサーリンク
レクダングル(大)