『Downwell』感想・レビュー:ガンブーツという発明

Downwell』はPC、スマホ、PS4、PS Vita向けに配信されている下スクロールアクションゲームである。

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ゲーム内容

本作の特徴は何と言っても「ガンブーツ」である。本作で行えるアクションは左右移動とジャンプ、そしてガンブーツによる下方向への弾の発射のみであり、ゲーム目的も井戸をひたすら下に降りていくだけになっている。

アクションは左右移動とジャンプ+弾の発射のみ

非常にシンプルながらアクションゲームとして単調になってはいない。これはガンブーツの特性とコンボの要素が関係している。

コンボ要素

ガンブーツは画像の通り下方向への銃発射を行うアクションを行う。プレイヤーは下に進みたいので下方向にいる敵を射撃して排除するのだが、このままでは単調なシューティングゲームになってしまう。これを解決しているのがコンボ要素である。

プレイヤーは敵を倒すのに射撃以外にもマリオのように踏むことで敵を倒す事ができる。また、銃には弾数制限があるのだが着地したり敵を踏むことで銃をリロード(補充)できるようになっている。この要素をうまく活用すると地面に着地せずに敵を倒し続けることができる。それがコンボである。コンボを8体以上繋ぐことでジェム(お金)を稼いだりHP弾数上限を上げることが出来る。

このコンボ要素によってプレイヤーには「安全に1体ずつ倒していこう」という意識だけではなく「連続して倒してコンボを稼ごう」という意識が働く。細かな成功体験を生み出すことによってリプレイ性を高めている。

パワーアップ要素

また、階層を進むごとにアップグレードのボーナスが発生する。アップグレードは通常3つの選択肢が存在し、ここでの選択によって進みやすさと難易度が大きく変わってくる。

アップグレードの選択肢はランダムであるため、プレイヤーは状況に合わせて選択する必要がある。ダンジョンも自動生成であり、道中の武器もランダムなためプレイヤーの経験が非常に重要となる。

スタイルセレクト

本作はアクションゲームとして難易度がとにかく高い。そのためリプレイさせるための要素が至るところに散りばめられている。その一つがスタイルセレクトである。

プレイヤーはゲーム開始時に複数のスタイルから一つを選択する。このスタイルによってお店が出やすくなったり、体力が多めだったり、落下速度がゆっくりになったりする。

このスタイルセレクトはゲーム開始時には1つしか選択できない。アンロック要素として用意することで、諦めずにプレイできるよう誘導されている。

またアップグレードの選択も含めてカスタマイズ性を高められており、自分なりの攻略方法を見つけるのも楽しい。

レトロゲーム感

本作はビジュアルも特徴的である。GBを彷彿とさせる白黒のドット絵となっているが敵などのダメージ要素は赤色で表示される。魅力的なビジュアルを形作ると同時にアクションゲームとして重要な視認性を高められている。

そもそも本作はもともと個人開発されていたインディーズゲームである。開発版をtwitterに投稿したところビジュアルに注目されパートナーであるDeveloperDigitalから声が掛かった。

音楽もレトロゲーム感満載の印象的な曲となっており、難易度の高さも相まって古き良きゲームを思い出させる。

高評価で低価格

昨年にはPlayStation Awards 2016のインディーズ特別賞も受賞し海外レビューでも高評価の本作。

しかし価格はPC版やスマホ版は300円、PS4版でも500円とワンコインで買える価格となっている。

お昼ご飯より安く楽しめる本作。アクションゲーム好きな方は是非遊んでみて欲しい。


ちなみに昨日、発売元のDeveloperDigitalが新作ゲームの動画を公開した。タイトルは「Minit」1分間で死んで繰り返すゼルダの伝説×勇者30を彷彿とさせる内容のゲームだ。トレーラーもきっちり1分となっている。今後に期待したい。

ゲーム:Downwell
ゲームジャンル アクション
対応機種 PC
スマホ
PlayStation 4
PlayStation Vita
発売日 2015年10月15日
ディレクター もっぴん
発売元 DeveloperDigital
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レクダングル(大)