『ハースストーン』の方が『シャドウバース』より面白いという感想

人気デジタルTCGである『シャドウバース』と『ハースストーン』。ゲームとして面白いのはどちらかハッキリさせておく。

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ハースストーンの方が面白い

日本で人気なのは圧倒的に『シャドウバース』だが、ゲームとして面白いのは間違いなく『ハースストーン』である。その理由を解説していこう。

プレイ人口

まず数字で確認すると『ハースストーン』の総プレイヤー数は7,000万人(2017年5月発表)に対して『シャドウバース』は1,000万DL(2017年7月発表)突破と発表している。

ここで数字以上に重要なのは『ハースストーン』の7,000万は登録されたユーザ数なのに対して、『シャドウバース』はDL数であること。これは「削除→再インストール」や「DLのみ」の数も当然含まれている。次に実際のアクティブユーザー数を確認してみよう。

『ハースストーン』の月間アクティブ数は4億3100万、1日あたり1,400万人以上がアクティブとなっていることが分かる。対する『シャドウバース』の1日あたりのアクティブユーザー数は100万人

ユーザ数としては実に10倍以上の差があることが明らかになっている。無論リリース時期も2年以上差があるのだが、シャドウバースのデイリーユーザ数は100万人を「維持している」という発言からも大きく縮まっている印象は無い。今後も形勢が逆転することは無いだろう。(日本では分からないが)

ゲーム性

続いてゲーム性を確認してみる。シャドウバースには特徴的な「進化」というオリジナル機能。対するハースストーンも「ヒーローパワー」があったりする。その他にも細かなカードの種類・効果を挙げるとキリが無いが、より「経験・知識」が重要で「実力」で勝負できるゲームは『ハースストーン』である。

簡単に言うと『シャドウバース』では「自分の狙い」のコンボを成功させることが重要であり、対する『ハースストーン』は「相手の狙い」を読んで阻止することが重要となる。

具体的には『ハースストーン』には『シャドウバース』に無い下記の特徴がある。

  • 相手の視線を確認可能
  • 何枚目の手札を使ったか確認可能
  • ミニオンの出す位置が重要
視線

相手が呪文カードを使おうとしていることが分かる

『ハースストーン』の最大の特徴とも言えるのが相手の視線を確認できる点である。相手がマウスカーソルを合わせているカードがハイライト表示されるため、出すのを迷っているカード、効果を気にしているカード、要素から戦術を読むことが出来る。

例えば、2枚で悩んでいる場面では「処理カードがもう1枚ある?」といったことや、デッキの残り枚数を気にした場合は「持久戦に持ち込もうとしている?」等と相手の戦術を視線から読むことが出来る。

何枚目の手札か

3枚目の手札を使うか迷っている

『ハースストーン』では何枚目の手札を使ったが分かる。そのため最初から残している手札は「コストが高い?」「切り札?」等と警戒したり、~枚目で引いたのはミニオンだから~等と手札1枚1枚を予想して戦う戦略性の高さも魅力となっている。

また『ハースストーン』ではデッキは30枚、レジェンドカードは1枚のみ他カードは2枚までとなっているため、カード予想の重要性がより高い。あの呪文は2枚使ったからもう警戒する必要なし。相手の勝ち筋は~と対戦中に考えることがとにかく多いのが魅力である。

ミニオンの位置

『ハースストーン』ではミニオン(シャドウバースでいうフォロワー)を出す位置が重要となる。『ハースストーン』ではカードを出す位置を自分で決められる。この位置が影響するカードも多く前述した「視線」で出すのを迷っている位置も分かるため、相手の戦術をそこから考えることも出来る。

競技性

シャドウバースの大会は賞金総額は1000万円

対するハースストーンの賞金総額は1億円である。

現状e-sportsとして盛り上がっているのは『ハースストーン』である。それは前述したゲーム性の高さから「実力」の差が大きく現れる点も理由だろう。

運ゲーなのか?

よく『ハースストーン』は「運ゲー」と揶揄されることが多い。そう言われるのも仕方が無いほど「発見」要素やランダム効果は大きなウェイトを占めている。しかしだからこそ、『ハースストーン』はプレイヤーの経験が重要となる。

『ハースストーン』を何万回とプレイしたプレイヤーはランダムな~コストのミニオンは全て暗記しているし、その場その場での判断をして対戦している。ランダムであるからこそ「運任せのプレイング」と「あらゆるケースを想定するプレイング」の差が現れて実力に反映されるようになっている。

また「ランダム要素」自体がデジタルTCGならではの機能であり、e-sportsとしても実況を沸かせてる要素になっていることにも注目したい。

『シャドウバース』がお勧めのケース

以上のことから筆者は『ハースストーン』の方が『シャドウバース』より面白いと信じて疑わない。しかしながら『シャドウバース』の方がお勧めなケースも中には存在する。それは「スマホしか持っていない」「課金せずに楽しみたい」「友達と楽しみたい」ケースである。

スマホしか無い

正直『ハースストーン』をスマホでやるのは中々苦行だと思う。カードが多数追加された現在、容量も大きく動作も非常に重い。プレイできるPC環境が無い場合はシャドバの方がストレス無くプレイできると思う。

無課金で極めたい

またハースストーンは無課金で極めるのは厳しいと思う。無論楽しむことは出来る。しかし色々なデッキを試したり、新パック追加時に新カードで試行錯誤するには課金が必須となる。『シャドウバース』は強デッキを作るには無課金では厳しいがパックのばら撒きも多く、ガチャ気分を楽しめるのも強みである。

友達と楽しみたい

友達と楽しみたい場合でも日本でのプレイヤー人口、課金の必要性などからシャドバの方が学生向きだろう。そのため単純に周りと楽しむためにプレイしているのならばシャドバの方がおすすめと言える。戦略性も相まって気軽にプレイできる感は『シャドウバース』の方が強い。

ランク5までプレイして判断を

何にせよ重要なのは両方をプレイして判断することだと思う。ほとんどの『ハースストーン』プレイヤーは『シャドウバース』もやっていると思うがのパターンは非常に少ない

『シャドウバース』プレイヤーは『ハースストーン』を是非ランク5まで上がれる程度にやり込んでみて欲しい。ハースストーンの奥深さはチュートリアルクリアした程度では分からない。やり込むことで『シャドウバース』のカジュアルな良さも分かってくる。

どちらも良いゲームであることは間違いないので両者をプレイしてよりデジタルTCGというジャンルをより楽しんで欲しい。


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