ポケモンGO 再ブーム?:アクティブユーザー数が大幅回復した理由

『ポケモンGO』ブームが再加熱している傾向があるので理由の分析&布教記事。

初期のユーザー離れ

筆者が『ポケモンGO』を夢中でプレイしていたのはリリースから約1年間。レイドバトル実装前の2017年5月には集める作業に一通り満足し起動しなくなっていた。理由としてはリリース初期のイベント不足にある。リリース後1年近く目立ったイベントは行われず、特定のポケモンが登場しやすくなったりサンタピカチュウが出た程度。プレイヤーの多くが心待ちにしていた「幻・伝説」枠のポケモンは一向に出る気配が無い。ようやく金銀ポケモンが追加されたのはリリースから半年後の2017年2月。ソーシャルゲームのアクティブ率に大きな影響を及ぼす「フレンド機能」に至っては2年近く経過した2018年6月に実装等とにかく対応が遅かった。

結果として2017年4月時点でユーザー数はピーク時の5分の1にまで減少。リリース当初の盛り上がりを考えればそれでも多いのだが、周りでは「まだやってるの?」とオワコン感が強かったことを覚えている。

復帰すべき理由

そんな訳でしばらく離れていたポケモンGOだが2周年を機に復帰してみると変化に驚かされた。プレイヤー数も2016年以来の数字を記録しており、5月には前年同期比74%増の売上を記録している。今だから楽しめる『ポケモンGO』の魅力を解説してみよう。

伝説ポケモン

現在はレイドバトルでホウエン地方の伝説ポケモン「レジロック」が手に入るほか毎日のタスクをこなすことで「ライコウ」もゲット可能。スペシャルリサーチをクリアすることで「ミュウ」「セレビィ」も入手できるしジムバトルをこなすことで「ミュウツー」が手に入るEXレイドの招待状を入手可能。近日中には「ファイヤー」が一斉登場するファイヤーデイも開催されるはず。今は伝説ポケモンを入手可能なチャンスが多い。基本的には大勢の人数で集まって戦うレイドバトルで入手可能で都心部など人が集まりやすい地域ならトレーナーレベルが低くてもゲット自体は難しくない。

『ポケモンGO』の楽しさの本質はポケモンを集めることにあると思う。希少価値の高い伝説ポケモンを捕まえられた時の喜びは大きく他の伝説ポケモンも揃えたくなる。これが次のイベントでは○○が出るから~とプレイを継続する理由にも繋がっている。

イベント多数

1月に1回あればマシだった初期に比べるとイベント頻度も改善されている。新たな伝説ポケモンの追加、リサーチの実装、特定シリーズ・ポケモンにスポットを当てたイベントなどが毎週のように開催され、久々に復帰した層には新鮮な内容も多い。特に色違いが出現しやすい大量発生イベントが魅力的で本編ではまず入手できなかった「色違い」を捕まえただけで心が躍る。また、実店舗や特定地域で開催されるイベントも盛り上がりのライブ感が感じられ、人が集まる光景を見た人たちも『ポケモンGO』を起動する好循環を生み出している。リアルで人が集い盛り上がりを実感できることが『ポケモンGO』最大の強みだと言えよう。

フレンド機能

最近実装されたばかりの「フレンド機能」もポケモンGOとの相性は非常に良い。フレンドと交流を深め、一緒にジムやレイドバトルを行うことでのメリットも大きいため一緒に○○捕まえに行こう~的な誘いも発生しやすい。交換機能を活用して互いの図鑑を埋めるのも盛り上がれて楽しい。何より毎日周りがプレイしているという事実がプレイを継続させる大きな理由となる。この機能をリリース当初に実装出来ていれば現在の盛り上がりも違ったはず。非常に惜しい。

感想

久しぶりに起動すると新しいポケモンばかり捕まえられて非常に楽しく、リリース当時の楽しさを思い出すことができた。現在はスペシャルリサーチを少しずつ消化しつつ、○○デイや大量発生イベントを楽しんでいる。最近外出すると夏休みなのも相まってか伝説レイド開始時には20人以上が駅周辺に集まっている。この盛り上がりを維持したまま第4世代が実装され、ピカブイ・モンスターボール Plus発売時には『ポケモンGO』旋風が再び世界を覆っていることに期待したい。

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