2018年3月末までにiPhone 6 Plusを修理に出すとiPhone 6s Plusに交換されるという噂が飛び交っている。
概要
噂は2018年3月末までのiPhone 6 Plusの修理対応で本体交換が必要な場合、iPhone 6s Plusと交換されるというもの。
噂の発端はMac・iPhoneのリーク情報の老舗「MacRumors」の記事。1月19日にアップルの社内文書で指示があった模様で複数の情報元から真正性が確認されている。ただし、日本でも同じ対応となるかは不明。
理由
同じモデルでの交換にならない理由はAppleが昨年12月に正式に認めた「iPhone性能低下問題」に起因する。iPhone 6以降の端末のバッテリー交換費用を50ドル値下げしたことでiPhone 6 Plus用のバッテリー不足が加速。6 Plus本体も既に製造が停止しているため、本体とバッテリーの在庫確保に時間が掛かる状況となっている。Appleは「本体交換」時の対応として生産体勢が整う4月まで顧客を待たせるのではなく、6s Plusへの端末交換を選択した形だろう。
本体交換となるケース
日本でも同様の対応になるかも不明だが、6s Plusに代わるケースは修理対応が「本体交換」となった場合に限られる。そのため下記の故障は「部品交換」対応となってしまう。
- ディスプレイ
- バッテリー
- スピーカー
- 背面カメラ
- 振動モーター
逆に「Lightningコネクタ」や基盤部分の修理は本体交換となる可能性が高い。
感想
故障して棚の奥に眠っているiPhone 6 Plusがあるユーザーには朗報だと思う。6 Plusと6s Plusでは容量も違うため、修理代金次第では3月末までの期間を狙って交換すると非常に得になるはず。修理対応可能なジャンク品を今のうちに買っておくのも一つの手だろう。実際に交換されるかは不明なので報告を待ってから持ち込むと良い。
また、iPhone自体はそもそも修理代金が高いので普通に修理したいだけなら自前で修理キットを使った修理がオススメ。併せて検討してみて欲しい。