【PSVR】ホロボール感想:日本で遊ぶには厳しいVRスカッシュ

PSVR版の『ホロボール』をプレイした感想をまとめてみる。

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どんなゲーム?

『ホロボール』はレトロフューチャーな世界観でスカッシュを楽しめるVRゲーム。プレイヤーは両手に持ったラケットでAIが放つ球を打ち返し、スマッシュやカーブなどを駆使して敵AIに勝つことが目標。

プレイするにはMoveコンが2本必要で、カメラから2mほど距離を取る必要がある。ゲーム性的に本気でラケットを振り回すため、周囲に十分なスペースとストラップ着用が必須となる。価格は税込み1,499円。

特徴

本格的なVRスポーツ

本作の最大の魅力はVRゲームとしての競技性の高さだろう。ラケットを振る速度でダイレクトに球速が変わってくるため、プレイ中は本気でラケットを振り回し、場合によってはジャンプするなど運動量が多い。現状配信されているVRゲームの中では最も運動強度が高いゲームだと言えよう。

実際のゲーム性はスカッシュの様な壁打ちのイメージよりも「エアホッケー」の要素が強い。というのも球に一度触れると相手が触れるまでは自由に球を近くに呼び戻すことが出来る。この操作がエアホッケーで自陣にパックを戻して思いっきり打つ感覚に非常に近い。運動的には腕を思いっきり振り続ける内容となっており、PS3の『肉弾』に近い疲労感を感じられる。ダイエット目的でも有用なVRゲームと言えるだろう。

ルームスケール

本作は元々HTC Vive向けに提供されており、ルームスケールで作られた作品である。そのため部屋内を動き回り、球を打つというゲーム性が想定されている。移植にあたっては高さ位置と奥行きを調整しPSVRのトラッキングでもプレイできるようになっているが、部屋を動き回りスポーツとして楽しむゲーム性からは変わっている。部屋の狭い日本で楽しむには多少無理がある仕様だろう。

海外でのViveでのプレイ動画などを見ると部屋の中を動き回り、スポーツ的に楽しんでいる様子が見られるのでPSVR版では同様に遊べない点は非常に残念。

80年代風ビジュアル

ゲームとしては80年代風のSFビジュアルを推しているが、個人的にはさほど魅力的には感じなかった。本ビジュアルの採用理由は負荷・開発費を減らす目的がメインだと思う。特に気になったのは敵AIの難易度・セリフである。本作が本格的なVRスポーツであるため、AIの難易度も非常に高い。点を取られる度に機会音声で煽られるのは非常にストレスが溜まる。ビジュアルと相まって気軽に楽しめるスポーツになっていないのは残念な点である。

ゲームモードの一部に用意されている壁打ち(禅)モードは気軽に楽しめて良いので、爽やかに運動として楽しめる方向でも調整して欲しかった。敵AIとの試合は爽快感よりもストレスが勝っている。

VRスポーツの可能性

本作はVRゲームとしては最もスポーツに近い内容となっている。グラフィックやゲーム性はまだ未完成な点も目立つが、今後同様にVRスポーツのジャンルは流行することが予想される。WiiスポーツのVR版のようなスポーツゲーム集の販売にも期待したい。現状最も近いのは『カーニバル ゲームズ VR』だろうか。VRスポーツでの対人戦・格闘ゲームなど今後の展開に期待したい。

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