サッカー女子 2019年W杯出場をかけたオーストラリア戦が4月13日放送された。その中で無気力試合とも取れる行為が見られたので記事にまとめる。
概要
問題行為が行われたのはオーストラリアが同点ゴールを決めたあとの後半42分ごろから。試合終了まで両チームがW杯出場するために引き分け狙いのパスサッカーが行われた。
この理由は同時刻に行われていた「韓国 対 ベトナム」の試合状況。予選では勝ち点差、得失点差、総得点により順位が決まることから、現在の得点差のまま引き分ければ両チームW杯に出場できるとベンチ側で確認。両監督から指示が行われた形だと思われる。
動画
#なでしこジャパン
これがなでしこ? pic.twitter.com/3G4Ecf9qh5— Raiki@趣味垢 嵐 バルセロナ ゲーム (@Raiki2625241730) 2018年4月13日
#なでしこジャパン
ワールドカップ2位通過の為
5分くらい、ずっとやってるww pic.twitter.com/zx4Q5n8byZ— aoi7sora (@msy334) 2018年4月13日
最後5分以上、こんな感じだった。W杯出場おめでとうございます!! #なでしこジャパン pic.twitter.com/Env0E0lMCt
— ぴーこ (@piiiiiiityan7) 2018年4月13日
SNS上の反応
結果としてオーストラリアとは引き分け。無事にワールドカップ出場が決まったものの、最後5分間の微妙な展開から素直に喜べない状況となっている。
賛成派
「勝ちに行けよ攻めろよ」という無責任な人はドーハのVTRを527回見てから言ってほしい #nadeshiko #なでしこジャパン #jfa #daihyo
— とかげ(やもり) (@lizardtyan) 2018年4月13日
#なでしこジャパン
最後のボール回しには賛否両論あるだろうが、もし残り5分でカウンターくらってW杯行けなくなったとしたらみんなは「あそこは攻めるなよー」とか「ボール回しとけよー」とか言ってただろうにね
確実に決めたら今度は「忖度」とか「つまんな」とか言っててお前ら都合良すぎだろ— メジャー (@MAXndx15) 2018年4月13日
これを批判するのは点取りに行って失点したときには「なんで守りに入らなかったんだ」って言う人たち。#なでしこジャパン
— らぐす@ビールには課金 (@sixflagsjapan) 2018年4月13日
この残り5〜6分の時間稼ぎに不満の人もいるだろうけれど、この状況を作り出すのに日豪ともに他の5試合で努力してきているわけだから、たった数分で批判しない方が良いと思うのです。#なでしこジャパン
— Yasagure Pint0r (@YasagureLibrer0) 2018年4月13日
反対派
スポーツマンシップとは何かと改めて考えさせられた。勝利至上主義という考え方が現代プロサッカーでは主流なのかなと。でも、これを誰にでも、子どもたちに対しても胸を張れるのだろうか。監督も本意ではないかもしれないが、勝つことW杯に行くことはそれほどまでに大きいのかな。 #なでしこジャパン
— 87 (@UNFxnSfGWV2i8it) 2018年4月13日
最後の最後に意味のわからないボール回しを見た瞬間にテレビを消しました。結果的に最悪な試合でした。
#なでしこジャパン— こうすけ (@kosuke990922) 2018年4月13日
これ批判してるやつを「サッカーを知らない奴」って批判してるやつがいるけどもしこれ日本が韓国の立場で韓国とオーストラリアが同じことしたら絶対韓国批判するよな#なでしこジャパン
— SHINNOSUKE#13 (@INAC_KOBE13) 2018年4月13日
確かにここまで勝ってきて、
頑張ってたのはスゲェーわ。でも
一点取られたんだから
取り返したる!くらいの気概は見せてほしかったなー。
攻めたらやられるからやらないみたいで、戦略って言っちゃえば良く聞こえるけど。
優勝を目指すチームになるなら
そこは違うだろ。
#なでしこジャパン— miikon152 (@miikon152) 2018年4月13日
感想
なでしこジャパンのオーストラリア戦最後のパス回しは?#なでしこジャパン
— かにたは (@NxSk0) 2018年4月13日
Twitterでは全体的に賛成寄りの意見となっている。引き合いに多く出されているのが1994年W杯最終予選ロスタイムに起きた「ドーハの悲劇」。下手に攻めに行って逆転、予選敗退という悲劇を避けられたので良いという考え方。逆に反対派の意見としては元世界王者としての姿勢やスポーツマンシップ精神に納得できない、という内容も見られる。
お互いが損をしないための「忖度」とも取れる行為に賛否の声は多いが結果としてはオーストラリア・日本共にW杯出場が決まったので、正式な決着はW杯本戦でつければ良いのではないだろうか。まずは素直にW杯出場を喜びたい。以上、簡単ではあるが動画・反応をまとめてみた。