1月26日に追加販売が決まったPlayStation VR。本体価格 44,980円に加えPlayStation Camera や PlayStation Moveを買う人もいると思う。
ここで失敗したくないのがゲームソフト選びである。VR対応ソフトの中には 7,000円を超えるフルプライスのものもあり、面白くない・酔いやすいソフトを買ったときには悲しいことになる。
そこで発売日にPSVRを購入した筆者が自信を持っておすすめできるソフトを5本選んでみた。おすすめポイントと注意点も書いているので是非参考にして欲しい。
目次
VR入門の決定版!『PlayStation VR Worlds』
5種類の体験を1本で楽しめる
深海でサメと遭遇する『オーシャン ディセント』
そりに寝そべって高速を滑走体験『VR リュージュ』
ギャングとなりカーチェイスや銃撃戦『ロンドン ハイスト』
近未来のテニスゲーム『デンジャー ボール』
宇宙空間でロボットを操る『スカベンジャーズ オデッセイ』
この5本をまとめて収録した豪華なソフトが『PlayStation VR Worlds』である。本ソフトを手掛けたのは海外のSIE London Studioであり、内容も映画的な演出が多くエンターテイメントとして純粋に楽しむことが出来る。
自社開発タイトルであるため技術力も非常に高く『オーシャン ディセント』や『ロンドン ハイスト』の映像は圧感のクオリティとなっている。エンターテイメント性も高いので初めてVRをやる方には一番オススメできる。
酔いやすいゲームも含まれる
『オーシャン ディセント』や『ロンドン ハイスト』は等速移動のため酔いを感じないが『VR リュージュ』『スカベンジャーズ オデッセイ』は加速度や浮遊感で酔いやすいので注意が必要。
VR空間でキミもヒーローに!『バットマン:アーカム VR』
究極のバットマン体験
本作はVR空間でバットマンになれる夢のゲームである。これまで『アーカムシリーズ』のゲームを作ってきたRocksteady Studiosが手がけるゲームであり、物語性・映像美は現状のVRタイトルで最も優れている。
VRならではのアイデアとストーリー内容がマッチしており、衝撃的なラストを体感できることも大きな魅力である。PSVRと同日発売とは思えない極上クオリティの作品となっている。
プレイ空間は広めに必要、ホラー感強め
本作は両手を大きく振り回してバットラングを投げたりガジェットを活用するゲームとなっている。そのためプレイ空間が広めに必要となり立ってプレイすることが推奨されている。
また物語の終盤は特にホラー要素が強い内容となっている。グロテスクな描写や暴力表現(CERO Dレベル)が苦手な方も注意していただきたい。
VRでライブ体験!『アイドルマスター シンデレラガールズ VR』
まさにライブ体験!周りと一緒にライブで盛り上がれる
VRライブゲームは他に『初音ミク VRフューチャーライブ』も発売されている。両者の比較については過去記事を参照。
サイリウムを周りの観客に合わせて振り回し、一緒にコールしてアイドルライブを体験できる作品となっている。
DLCは多め
本作の発売元はDLC商法で有名な「バンダイナムコゲームス」である。現在のところ楽曲&追加キャラとライブグッズがDLCとして販売されている。メジャーな曲・盛り上がる曲は本編の3曲内に含まれているのでシリーズファン以外は本編のみで十分楽しめる。
電脳空間で究極のリズムゲーム体験『Rez Infinite』
PS2の名作リズムシューティングのリメイク+新規要素
本作はセガが開発したリズムシューティング『Rez』のリメイク作品である。VR対応でありVR専用ではないことも大きなポイント。その分ゲーム内容はしっかりしており純粋なリズムシューティングゲームとして楽しめる内容となっている。
新規追加された『Area X』は言葉では伝えられない神秘的な体験を味わえる世界となっており涙腺に来る演出、音楽、映像美となっている。PSVRを買ったらマストバイの傑作である。
普段ゲームをしない方には敷居が高め
他のVRゲームは普段ゲームを全くやらない人でも楽しめるものがほとんどである。しかし本作は飽くまでシューティングゲームであるためボタン操作、スティック操作ができないと楽しめない。救済措置としてゲームオーバーしない難易度設定も搭載されている。
VR空間でお仕事!?『Job Simulator』
ものを掴む、投げる、自由度の高さが魅力
本作は「会社のオフィス」「コンビニ」「レストラン」「車の修理屋」の合計4種類のシチュエーションで仕事体験が可能な「ゲーム」である。
「ゲーム」である以上、真面目に仕事をする必要はない。上司に向かって紙飛行機を飛ばしても良いし、コンビニでお客さまの商品を食べることも出来る。そんなおフザケと自由度の高さが魅力の作品である。
Moveコン必須、英語版のみ、スペースが必要
本作を遊ぶにはPlayStation Move が2本必要となる。
英語版しか販売されていないことも課題である。求められる英語力は中学程度であり、視覚的にも次の指示が分かるようになっているのでゲーム進行上大きな問題とはならないが苦手な方は注意が必要となる。
またバットマンと同様立ってプレイする作品であり、周りのものを掴んだり投げたりする行為が多いためプレイスペースが広めに必要となる点も注意が必要である。
無料のVRゲームも
その他にも無料配信されているコンテンツも多い。そちらは下記の記事にまとめているので確認してほしい。