1月4日、日本の国宝級ギャグ漫画家「漫☆画太郎」の最新ギャグ漫画『星の王子さま』の1巻が発売された。
どんな漫画?
【本日発売】お待たせしました。本日「星の王子さま」(漫☆画太郎)第1巻の発売です!
発売記念で、画太郎先生考案の、ババアとときめく恋が出来る恋愛シミュレーションゲームを無料公開!
ぜひお試しください!⇩https://t.co/W7pKkKQila pic.twitter.com/kiGt4gkbNO— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) 2018年1月3日
『星の王子さま』はサン=テグジュペリ原作の名作「星の王子さま」を漫☆画太郎が独自の解釈で漫画化した作品。
飛行機の故障で砂漠に不時着したパヤオが出会ったのは、羊の絵を描いて欲しいというクレイジーな少年だった…!
魅力
画太郎ワールド
星の王子さまの絵からこの発想に行き着く画太郎先生はどういう脳みそをしてるんだろう pic.twitter.com/Eg8RR7uXJW
— コッシー (@zubrowk777) 2017年11月20日
本作はサン=テグジュペリの原作の存在を忘れさせる「画太郎ワールド」全開の作品となっている。初っ端からの怒涛の展開と絵力には圧倒されるばかりで「画太郎初心者」は面食らうこと間違いなし。話が進むと「星の王子さま」なのに画太郎恒例のババアも出てくる。画太郎初心者から玄人まで全員が楽しめる良書だと思う。
社会派漫画
画太郎の星の王子さま久々に読んだら唐突に日本の医療問題に切り込む社会派漫画になっててほんと草 pic.twitter.com/JktLIgLHhR
— AiZ (@shizutsuki841) 2017年11月21日
画太郎について「おふざけギャグ」の印象が強い人も居ると思うが、本作は紛れもない社会派漫画である。日本の医療問題にも踏み込み、政治問題についてもメスを入れたりネットの本質を見抜いた格言も載せられている。まさに単行本の帯にある通りで「大切なことは、ぜんぶ画太郎が教えてくれる。」。日本全国の小学校の図書館に本書があるだけで日本の未来は明るい。
パロディネタ
星の王子さま ピカチュウとミッキーは駄目でしょ
ジバニャンつれてこい pic.twitter.com/b9YAZkCz77— もさめ (@mosaimegane) 2017年12月12日
恐れを知らぬ画太郎は本作でもジブリ、○ッキー、ピカチ○ウ何でもパロりまくりである。バットマン、アキラなども高度に組み込まれており、漫画としての文化的価値も高い。名作、世界的人気キャラクターのパロディも多く、後世に語り継がれる名著だと思う。
SNSの反応
画太郎作『星の王子さま』のカオスな展開に対するTwitter上での反応は下記の通り。
星の☆王子さま1巻。あの名作を画太郎先生がまさかの漫画化! あのシーンが何でこんなことにwこれぞ唯一無二w画太郎ワールド開幕w ガチで今年一番おもろい漫画、かもしれない pic.twitter.com/5eesOb03rt
— なおぽにょん (@NAOPONYON) 2018年1月4日
漫☆画太郎の星の王子さま、パッと見綺麗な表紙してるし全国に一人二人くらいは原作と間違えて買ってしまう人がいるかもしれん……
— うっかりほづロペ (@hozmi) 2017年12月29日
原作を読むより先に、漫☆画太郎先生の「星の王子さま」を読んでしまって、どんどんどんどん…どんどんどんどん原作への興味が湧いている。絶対ちがう、というのだけはわかる。
— 望月志乃🌕名字つけました (@shinoegg) 2017年12月24日
毎年箱根星の王子さまミュージアム行く位には星の王子さま好きなんですけど、漫☆画太郎て…漫☆画太郎て…この世で最もOK出しちゃアカン御方じゃないですか…漫☆画太郎の「星の王子さま」って作品があるのは知ってたけどガチコラボだったとは…
— なまこ@OP垢 (@namako32u) 2018年1月4日
漫☆画太郎先生の星の王子さま、1巻表紙超かわいい(*´ω`*)
特典でシール付くの楽しみにしてたのに、レインボーババァシールってなに!!!王子じゃないのかよ〜〜ババァかよ〜www— みが (@migatw) 2017年12月24日
感想
この世に二度と出ないジャンル、唯一無二の作品であることは間違いない。内容・表現も比較的現代的で読みやすいため、画太郎初心者にこそオススメしたい。気になった方はまず「ジャンプ+」で読んでみるのも良いだろう。
コミックスにはレインボーババアシールが付属する。気になる方は是非購入して欲しい。
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