ドミニオンにカードスリーブは必要?メリット・デメリットを解説

前回紹介記事を書いた『ドミニオン』のカードスリーブの必要性について、考えを記事をまとめる。

ここ最近ボードゲーム『ドミニオン』を延々とプレイしているので紹介記事。 どんなゲーム? 《ドミニオン》 久しぶりのドミニオン!ド定...
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カードスリーブについて

カードスリーブはトレーディングカードやボードゲームのカード類を1枚ずつ保護するためのフィルム。スリーブやプロテクターとも呼ばれる。一般的な紙製のカードは使用によって裏面や縁に傷・折れが発生し、コレクションとして価値が低下してしまう。また、傷が特徴でカード予測可能となる弊害(マークド)も発生する。『ドミニオン』では「秘術師」のようなデッキの上を当てるカードも存在するので避けたいところ。

硬さ

スリーブは硬さによってソフトスリーブとハードスリーブに分かれている。

ソフトスリーブは文字通り軟らかいタイプのスリーブで厚みも比較的薄い。特徴は

  • 価格が安い
  • 破れやすい
  • くっつきやすい
  • シャッフルしにくい

などでハードスリーブの下に付ける形で併用されることも多い。

ハードスリーブは文字通り硬めのタイプのスリーブで厚みがある。特徴は

  • ソフトスリーブより高め
  • 曲がりにくい
  • 滑りやすい
  • シャッフルしやすい

厚みがあり価格も高めだが、カードの保護効果は高くシャッフルもしやすい。カード保護の観点では一般的にハードタイプが選ばれる傾向が強い。

背面加工

背面加工も幾つか種類が分かれる。一般的な透明スリーブの他に不透明なカラースリーブ、半透明スリーブ、イラストスリーブなども存在し、個性を出すポイントになっている。ただし、後述するユーロサイズでは透明スリーブしか販売されていない。

サイズ

サイズはMTGやデュエマ等の一般的なトレカに採用されているスダンダードサイズ(88.9mm×63.5mm)の他にユーロサイズ(92mm×59mm)が存在する。多くがドイツで生まれているボードゲームではユーロサイズが採用されていることが多い。『ドミニオン』もユーロサイズ仕様となっている。

ドミニオンにおけるスリーブの必要性

『ドミニオン』でオススメのスリーブを紹介する前にそもそもスリーブは必要か?をメリット・デメリットの観点から考えてみたい。

メリット

カードの保護

『ドミニオン』でスリーブを採用する最大のメリットはカードを保護できることだろう。希少性・競技性の観点からも裏面や縁に傷が付いてしまうのはマイナスであり、再販が少ない『ドミニオン』の供給量の観点からも保護するのは理に叶っている。

また、『ドミニオン』はゲームの性質上デッキをシャッフルする事が多く、1ゲームで30回以上は回すのでカードが痛みやすい。しかも、毎ゲーム必ず使用する基本カード「銅貨」「銀貨」「金貨」や各勝利点カードが存在し、「銅貨」など使用頻度が高いカードに偏ってカードが痛みやすい。基本カードの裏面・縁が傷んだ場合、山札の一番上のカードの判断がしやすくなってしまう。これはゲーム性に影響を与える問題であり、スリーブを採用すれば傷が増えてもスリーブを交換するだけで事態を防げる。

シャッフルのしやすさ

カード保護と同レベルでのメリットはシャッフルを行いやすくなることである。ハードスリーブを採用することでカードの面同士が滑りやすくなり山札を切りやすくなる他、パケット同士を噛み合わせる「ファローシャッフル」も可能となる。延々とカード追加・シャッフルを繰り返す『ドミニオン』の性質上、シャッフルが楽になるメリットは大きい。カードも混ざりやすくなり、競技性も高まる。

そのまま売ることも

スリーブを付けていればカード自体は殆ど傷がつかなくなる。再販が中々行われずプレミア化することも多い『ドミニオン』においてスリーブを初期から付けていることは品質を担保する目安となり、安心して購入できる判断要素。外す手間を省き有効活用して貰うためオークションでもスリーブ付きのまま売られていることも多い。なお中古購入した拡張が普段使いしているスリーブと異なる場合は付け替え作業が悲惨なことになる。いずれ売ることも考えているならスリーブは必ず付けておいた方が良いだろう。

デメリット

枚数が多い(お金・時間)

ドミニオンは基本セットだけで500枚のカードが存在し、今までに発売した拡張を全部合わせると総枚数は3,500枚を超える。Amazonで発売されている安価・定番のハードスリーブ「ホビーベース カードアクセサリ ユーロサイズ・ハード CAC-SL36」を購入したとしても70セット以上が必要となり、1セット辺り168円なのでスリーブだけで11,760円以上の出費となる。この金額だけでボードゲームが幾つも買えてしまう。奪われるのはお金だけではない。各スリーブを装着する時間も途方もなく掛かる。1枚あたり5秒でスリーブを装着したとしても5時間近くが奪われる。

金額的には基本カードが含まれる『ドミニオン:第二版』を2回は買い直せる計算となり、その方が業界的にも喜ばしいことは間違いない。手間・金額を鑑みても傷んだら買い直しというのもアリな気がする。

厚みが増す

ハードスリーブはカードの厚みが増してしまう弊害もある。例えば銅貨60枚の厚みはだいたい2cmだが、これにハードスリーブを装着すると3.5cm弱となり厚みが1.75倍に膨れ上がる。カード枚数が膨大な『ドミニオン』においてこの差は非常に大きい。スリーブの有無で携行性が全く変わってくる。

「すごろくや」が販売する収納用便利グッズ「ドミニオンパンツ」が使えなくなることにも注意。ボードゲームショップ「すごろくや」としては紹介記事内で下記の通りコメントしている。

当店としてはドミニオンにとってスリーブは付ける必要がないものと考えています

傷んだ際の買い替えを促す目的もあるにしても、ボードゲームショップとして「スリーブなし」を推奨している点にも注目したい。

質感

これは好みの部分だがスリーブなしの場合はカードの質感を感じられる。個人的にはプラスチック樹脂を通してカードに触れるよりも、直接紙のカードを扱う方が触り心地が良い。筆者はスマホ・携帯も今までケースを付けたことが無く、当然傷も付きやすいのだが長年の使用を通じて付いた傷にも愛着が湧いている。実用性の観点から携帯ゲーム機の画面には保護フィルムを貼るが、基本は裸族。『ドミニオン』の場合は基本カード群の傷さえカバーできれば数年の使用は問題無いと思う。

判断基準

『ドミニオン』においてスリーブの有無を判断する基準は『ドミニオン』のカード郡を消耗品として捉えるかだと思う。今後数年で買い替えするつもりで遊ぶのなら裸状態での使用で基本的に問題はない。ただし、ボードゲームは絶版・再販待ちのリスクが存在する。そうなった際、泣く泣くプレミアム価格の中古品を買うことを避けるためにスリーブを付けておくのもアリだろう。とはいえ人気ボードゲームである『ドミニオン』自体が絶版となることはまず無いだろうし、寧ろユーロサイズのスリーブが無くなる可能性の方が高い。イエローサブマリンを運営するホビーベース社のスリーブを購入する等、信頼できるメーカーのスリーブを余分に確保しておきたい。

感想

『ドミニオン』はその性質上、スリーブ有無で意見が大きく分かれるボードゲームだと思う。調べただけで様々な意見が見られた。基本的にはスリーブ派の方が多そう。筆者的にはスリーブなしで遊んで基本カードが痛みだしたら『ドミニオン:第二版』を再購入、古いものは知人に布教しようと考えている。業界的にもその方がメリットが大きいはず。

ボードゲームとしてもカードゲームとしても特殊性が強い『ドミニオン』。記事を参考に後悔のない選択をして欲しい。


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