Switch『シノビリフレ』プレイ感想:期待以下だったHD振動

本日発売したニンテンドースイッチ向けゲーム『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』をプレイした感想。

どんなゲーム?

『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』は人気アクションゲーム『閃乱カグラ』シリーズとニンテンドースイッチの「HD振動」を組み合わせた意欲作。ジャンルは「爆乳ときめきクロニクル」。放課後の教室で女の子とのスキンシップが楽しめる作品となっている。

価格は1,000円で追加DLCとしてキャラクター・衣装も別売りされている。

プレイレポート

早速ゲームをプレイしてみた感想をスクリーンショット付きで解説。

本作は夕暮れの教室で「飛鳥」に「私を探して」と助けを求められるところからゲームが始まる。

そして唐突に「スタンダードリフレ ~ハンド~」が開始。どうやら本作は手を握ることで物語が進むらしい。

Joy-Conのスティックを押し込む形で飛鳥の手を握ると細かな振動がJoy-Conを通じて伝わり、そのまま手を握り続けると飛鳥の鼓動までもが振動で感じられる。ここは少し感動する。

握り続けると唐突にシチュエーションが変化。どうやら手を握ることで女の子の「心の奥底」に入ることが出来るらしい。

そして唐突に「スタンダードリフレ ~ボディ~」が開始。「触る」「揉む」「なでる」などのスキンシップで彼女を癒やす必要がある。

正直この「スタンダードリフレ ~ボディ~」は没入感を感じづらい。Joy-Conでの操作感の問題でかなり「妄想力を駆使」しないと「振動=触っている」と脳で紐付けすることが出来ない。

女の子とのムードが最高潮に達すると唐突に「ファビュラスリフレ」が開始。複数のマッサージ方法を駆使して女の子を「極上の癒やし」に導く必要がある。

ここではJoy-Conを上下に動かすことで「ハンドマッサージ」を行えるのだがHD振動が「太もものハリ」を感じさせる振動をしてくれるので感動する。Joy-Conの操作との違和感も無いので非常に盛り上がれるポイント。

そんな形で「リフレクソロジー」が一通り終了。この後は再び「スタンダードリフレ ~ハンド~」からシチュエーションを変えつつ繰り返す内容となっている。

手を握る位置によって変化するシチュエーションの数は7種類が存在。「妹編」「アイドル編」「プレゼント編」など多様なニーズに応えられる仕様となっているので是非好みのシチュエーションを探してみて欲しい。

ゲームとしてはその他にもコスチュームを変更できたり。

教室内で好きなだけ「スキンシップ」や「水をかけたり」できる「ミニリフレ」モード。

キャラを好きなポーズで配置可能な「ジオラマ」モードなどが存在する。いずれも飽くまでおまけ程度の内容なので注意。

課題

本作は「HD振動」という最新技術を活用し新しい世界を見せてくれるのではと期待していたのだが、想像ほどの感動は得られなかった。その理由を解説してみる。

HD振動 < VR

本作のHD振動に期待することは「実際に触っている感覚を体験できるのでは?」という点だと思う。結論から述べると本作は飽くまで「コントローラー」を動かして「女の子のリアクション」を楽しむゲームという域を出ていない。両手に握っているのは飽くまで「コントローラー」であり、見ているのはテレビの「画面」である。正直DOAX3のVRと比較すると感動度は10分の1以下だと思う。つまり現状「HD振動<<<超えられない壁<<<VR」の図式となっている。

唯一「太ももに触っている感」を感じられた「ファビュラスリフレ」だが、それでも「太ももに触っている」と思い込む必要がある。これは「時速60kmで走る車から手を出しておっ○いの感覚」を想像する行為と似ている。固いコントローラー、テレビというハード的な限界を感じずにはいられない。

Joy-Conの仕様

没入感を妨げるもう一つの要因がJoy-Conでの操作仕様。本作ではJoy-Conを「振る」行為によって「タッチ」が出来たり、Joy-Conを「内側にひねる」ことで「揉む」ことが出来る。しかし、いずれもJoy-Conで行われた「アクション」を判定し対応する「操作」が行れるだけであり、VRにおけるジャイロ操作のような3次元での位置把握は行っていない。これはWiiリモコン時代以下の非常に残念な仕様である。

コントローラーの位置が画面内での手の位置に直接リンクしてくれれば没入感がもっと持てたと思うのだが、CERO的にも厳しいのだろうか。題材は良いだけに非常に残念。

ファン向け

本作はゲーム的には1時間ほどで1周が終わってしまうし、キャラクターも追加DLCで購入しない場合は飛鳥1人だけである。価格は1,000円と安いが、ファン以外は期待して購入するほどではない。「ゲーム」というよりも「体験型コンテンツ」と考えたほうが良いだろう。飽くまで「閃乱カグラ」ファンがキャラクターと「イチャイチャする」ためのゲーム、という立ち位置だと思う。それでも十分有り難いのだが。

感想

挑戦的・意欲的なゲームシステムと発表内容から期待値が高かった分、残念なゲーム内容だった。「HD振動」に対する感動という点では『スーパーマリオ オデッセイ』の各種キャプチャー操作の方が感動出来る。本作は振動に対するプレイヤーの妄想力が試されるゲームだろう。

それでも1,000円と安いので試しに購入してプレイするのは十分ありだと思う。個人的にはいずれ「VR」×「HD振動」の世界が来ることに期待が高まる内容だった。今後の技術発展と新デバイスの発表を楽しみに待ちたい。

スポンサーリンク
レクダングル(大)
レクダングル(大)

シェアする

フォローする



スポンサーリンク
レクダングル(大)