「Refunct」感想:サクッと遊べて気持ち良いが3D酔いに注意

Steamで販売中のアクションゲーム「Refunct」をクリアした感想。

どんなゲーム?

Refunct Trailer

『Refunct』は一人称視点の海上パルクールアクション。海上を自由に走り回り、跳び回りスイッチを押して再び走る超単純なゲーム。Steamにて好評配信中。

魅力

価格とボリューム

本作はシンプルなゲーム内容かつボリュームも超短い。クリアまでは僅か30分であり、4分でクリアする実績もある。クリア時間の短さに比例するように価格も安くて定価は298円。サマーセール中の現在は67%オフの98円で購入できる。缶コーヒーを買うよりも安く30分の上質なゲームプレイが楽しめる。飽きが来る頃にちょうど終わるボリューム感が嬉しい。

美しい世界とBGM

限りなくシンプルなゲーム内容を支えているのが美しいビジュアル。舞台は異世界感を感じる海上で存在するのは自分ひとり。ウユニ塩湖のような美しさを感じつつ無心でパルクールを楽しめる。水の表現や時間経過での光の変化も見事。BGMもリラクゼーション効果を感じられ、そこに存在するだけでも気持ち良い。対人戦でが荒んでしまった人にこそお勧めしたい。

程よいアクション

本作は『ミラーズエッジ』のようなパルクールゲームであり、操作は移動・ジャンプ・しゃがみ、壁蹴りのみ。マリオ64よりもシンプルな操作になっている。それでいて難易度は非常にカジュアル。若干のやりこみ(収集)要素はあるが、シビアな調整でストレスが溜まるようなものは用意されていない。とことん「気持ち良さ」が追求されたゲームデザインとなっている。タスク感やストレス要素は皆無で触り心地、プレイ感が非常に良い。遊んでこそ魅力が伝わるゲームだと言えよう。

感想

98円のセール価格以上の体験を出来る良いゲームだった。スポーツのように最後まで爽やかに楽しめてパルクールの良さがしっかり感じられ、RTA人口が多いのも頷ける。唯一注意してほしいのがFPS視点による3D酔い。慣れている方は大丈夫だと思うが、普段一人称視点ゲームを遊ばない方は酔うかもしれない。気になる方は是非遊んでみて欲しい。

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