アニメ『NEW GAME!』1期感想:ファンタジーとリアルの狭間

現在夏アニメとして放送中の『NEW GAME!!』。2期が終わる前に1期の感想をまとめておく。

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どんなアニメ?

『NEW GAME!』はゲーム会社を舞台にした日常・仕事風景を描いたアニメ。原作は「まんがタイムきららキャラット」で連載されていた4コマ漫画。

アニメは動画工房が制作を担当しており、2016夏に1期『NEW GAME!』が放送され、現在は2期『NEW GAME!!』が放送中。

特徴

可愛い女性キャラ

『NEW GAME!』は萌えアニメである。比較されがちな『SHIROBAKO』が「お仕事アニメ」だったのに対し、本作の主軸は「萌え」となっている。

象徴的なのは勤務するゲーム会社の圧倒的女子率だろう。本作のキャラクターは基本的に女性しか登場しない。各キャラの設定もツインテール、ボーイッシュ、関西弁、恥ずかしがり屋、脱衣等分かりやすい。

しかし、この手のアニメにありがちな露骨なキャラにはなっていない。実在の人物を女性に置き換えてマイルドな展開にしただけの「あり得る」バランス感が本作の最大の魅力だと思う。

お仕事アニメとして

本作は『SHIROBAKO』ほどでは無いが「お仕事アニメ」としての要素も持ち合わせている。作者が3年間ゲーム会社に勤務していたという経験も活かされており、作品内で起きるトラブルはゲーム開発を経験した人にはあるあるネタとして楽しめる内容となっている。

上記のTwitter画像は2期のものだが、書かれているソースコードは静止画で見るとクラス構成、命名、記法までしっかり読み取れる作り込みとなっている。1期での青葉の3Dモデル作成時のエラーもテクスチャのパス参照切れが原因だったりと「ありがち」な内容となっている。

仕事中のキャラ同士の掛け合いも「仲良し」感は強いが、飽くまで「社会人同士」という距離感を保った上で接している。このリアリティが各キャラの魅力を更に掘り下げている。

舞台設定

テレビアニメ版は「阿佐ヶ谷」が舞台となっている。なお聖地巡礼記事はこちらが詳しい。

筆者が住んでいるのも阿佐ヶ谷なので背景を見ているだけでも「ここ~の店の前だ」と推測できて楽しい。ちなみに青葉たちが働く「株式会社イーグルジャンプ」が入っている建物は阿佐ヶ谷の「ニューアド社ビル」がモデル。実際の色もカラフルで特徴的な建物になっている。聖地巡礼もお勧め。

感想

全体として毎週安心して楽しめるクオリティの素晴らしいアニメだった。特に作画に関してはさすが動画工房。可愛い表情、動きが非常に良かった。

ゲーム業界の描き方も良いバランスだと思う。可愛い女性しか登場しないので、「お仕事」アニメだが精神的負担を感じづらい仕様。トラブル時も「ほんわか」と解決されたり、デバッグで死人が出るような繁忙時もプログラマー側を敢えて描かないという神配慮。

だからこそ「仕事」の面白み・達成感の部分は弱いが本作の魅力は青葉たちキャラクター同士の掛け合い、人間関係である。業界の黒い部分やメタネタを描かないのは本作においては正解だと思う。

最終話の青葉と八神、阿波根とねねの師弟関係も印象的なシーン。しんみりと感動的なラストで終わると思いきやのオチも最高だった。ゲーム好きの方にも非常にお勧めできるアニメだと思う。2期の最終回にも期待したい。

アニメ:NEW GAME!
監督 藤原佳幸
キャラデザ 菊池愛
音楽 百石元
制作 動画工房
放送開始 2016年7月4日
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