Switch向けソフト『ヒューマン フォール フラット』を協力プレイでクリアした感想。
どんなゲーム?
『ヒューマン フォール フラット』は物理演算を題材にしたパズルアドベンチャー。ふらふら歩く”ボブ”を操作してパズルを解いてステージを進むことが目的となる。
画面分割しての協力プレイも可能でJoy-Conをおすそわけして2人で楽しむことが出来る。
価格は1,500円。日本語版はSwitchで発売中。英語でよければPC版、海外向けにはPS4版も販売されている。
魅力
本作はSwitch向けに販売されているインディーゲームの中でもかなりオススメな作品。理由を解説してみる。
協力プレイ
本作を遊ぶ上では是非2人での協力プレイをオススメしたい。というのも本作で題材にしているのは「物理演算」であるため、自由度の高い行動が行え予想外の展開が起こりまくる。かなりの頻度で笑える展開が発生するので協力プレイが超楽しい。アクションも特別難しくないのでゲーム初心者同士でもワイワイ遊ぶことが出来る。
謎解き
本作でプレイヤーが出来ることは移動とジャンプ、物を掴むことだけ。これらのアクションを駆使して謎を解くのだが、難易度設定が絶妙で詰まることがほぼ無い。ゴールへの道も複数用意されているほか、非正規ルートをゴリ押しで進むことも出来る。また、物理演算を題材にしてるため現実世界に照らし合わせた「ひらめき」が重要な点も面白い。普段ゲームを遊ばない人だからこその柔軟な発想が鍵となる場合もある。とにかく本作はゲームらしくない。
操作感
プレイヤーの分身である”ボブ”の独特の操作感も大きな魅力。酔っぱらいのようにフラフラと歩きつつも慣れない手つきでモノを掴み運ぶ姿は赤ん坊のようで愛着が湧き、ゲームを進める中でよじ登りが出来るようになったり、ターザンの要領で飛べる様になるのも成長が感じられて楽しい。慣れてくると自身の分身のように動かせるようになってくる。物理演算と”ボブ”の操作感こそが本作の心臓部と言えよう。
優秀なパーティゲーム
友達や恋人と2人で気軽に遊べるゲームを探してる方には超オススメ。筆者の場合は爆笑しながら楽しむことが出来た。注意点としてはスペックの関係上フレームレートが低くなりがち&カメラ操作も独特なので3D酔いしやすい。途中で休憩をはさみつつ遊ぶと良いだろう。
インディーゲームとしては久々のヒット作品だった。価格も安いので興味のある方は是非プレイしてみて欲しい。