絶賛配信中の『勇者のくせにこなまいきだ DASH!』を裏ダンジョンの最後までクリアしたので感想。
ゲーム内容は過去記事を参照
感想
ソシャゲにはほぼハマらない筆者だが『勇こな』は最後まで楽しみつつクリアすることが出来た。理由を考えてみる。
リセマラ
普段はリセマラ作業は行わないのだが『勇こな』は容量が小さく、1周3分という驚異的な短さで17回ガチャを回すことが出来る。この手軽さも魅力的だったので☆5が出るまで粘った結果、無事「サンダードラゴン」が出たので所要時間30分ほどでリセマラを終了した。(粘る人は「マッコウクジラ」が出るまで頑張るらしい)
クリアして思うのは無課金で頑張る場合、やはりリセマラは重要だと思う。サンダードラゴン進化後の「ストームドラゴン」のスキルは極めて強力で裏ダンジョン攻略でゴリ押す際に非常に役立った。その後も「マジョネーサン」など比較的強いパッシブスキルを持つ魔物が当たりガチャ運も味方したように思う。
パズルゲームとして
元々のPS Mobile版「こなまいきだ」の時点で完成度は高かったがスマホ移植されても面白さは変わっていない。『パネルでポン』のアクティブ連鎖を彷彿とさせるパズルアクション要素と絶妙なバランス設計が上手く組み合わさっている。
純粋に「パズルゲーム」として考えると詰めの甘さは目立つ。タッチ・スライドは誤操作も発生しやすい仕様だし、コンボ持続を狙うにはスキル使用・勇者の入れ替わり要素も邪魔となっている。個人的にはスタミナ使用以外にパズルゲーム上達用の「とことん」モードも用意して欲しかった。操作性は今後の改善に期待したい。
『ゆうなま』らしさ
『ゆうなま』シリーズのスマホ向け作品としてはこの上無い完成度の作品だったと思う。魔王とムスメの会話もそのままだしドット絵は見ていて可愛い。ジャンルがRTSからパズルに変わったことは賛否両論あると思うが、スマホならではの「手軽さ」を考えると正解だと思う。
ソシャゲとしては課金圧力が全く無い。パズルの腕次第で弱小PTで簡単にクリアできるし、強い魔物が集まりPTを組めた後はガチャを回すメリットが存在しない。正直今後の運営やっていけるのか心配になるレベル。コラボガチャの実装やインフレさせてカバーするのだろうか。いずれにせよユーザーが盛り上がれる方向に舵を切ってくれることを期待したい。
今後のSIE作品に期待
元々の配信予定が2017年夏だったことを考えると半年以上遅れたがゲーム部分は楽しめる内容だった。既に発表されている『アークザラッド』『どこでもいっしょ』『パラッパラッパー』『ぼくのなつやすみ』シリーズのスマホ向け展開にも期待したい。