PS4『Lumo』感想:マゾい難易度のクォータービューアクション

前記事で『Lumo』に触れたので改めてレビュー

先月のフリープレイで配信された『BADLAND:Game of the Year Edition』をクリアしたのでレビュー。 どんなゲーム...

どんなゲーム?

Lumo』はファンタジーな世界観での謎解きアクションゲーム。ゲームの世界に取り込まれてしまった少年(少女)が魔法使いとしてダンジョンを進んでを解き現実世界に戻ることを目指す。

5月にフリープレイとして配信された。定価は1,999円

感想

本作はジャンルをパズルアクションとしているが実際は『BADLAND』同様に完全なアクションである。パズル要素は全体の1%だけであり、残りの99%はクォータービュー視点のストレスと戦いながら挑戦と死を繰り返すマゾゲーとなっている。

物語としては「ゲームの世界に取り込まれる」という始まりからもディスクシステム時代のゲームへのを感じる。またやり込みとして残機制限あり、クリア時間に挑戦するクラシックモードも搭載されている。普通にクリアするだけで無茶苦茶苦労するのにこのモードを用意する辺り頭がおかしい

難易度を上げている原因はクォータービューの視点の分かりづらさだと思う。移動の操作自体はプレイする内に慣れるのだが、クォータービューは距離感を非常に掴みづらい。障害物に触れた瞬間に死ぬ仕様の本作ではジャンプ位置を僅かに見誤っただけでミスとなってしまう。この視点がストレスの根本原因だと思う。

無論それを除いたとしても難易度がえげつない。着地した数フレームでのジャンプを要求されるアクションや長時間の集中力を要するマップ、超面倒くさい滑る床など救済がとにかく少ない。プレイしていて開発者に喧嘩を売られてる気がしてくる。

高難易度アクションを求める人にお勧め

本作は「とにかく高難易度のアクションゲームをやりたい人」にしかお勧め出来ない。何が何でもクリアする気が無ければ途中で投げ出すであろうマゾいゲームである。

無論クリアしてしまえば「酷いゲームだった」が「クリアしてやった」という満足感も得られる。そして「クリアしたから」このゲームをPS4本体から削除できるという喜びも味わえる。

あとは友人と一緒に頑張る分には楽しいかもしれない。一人で頑張るには心が折れそうになる難易度のアクションだった。二度とクリアしたくない作品。

ゲーム:Lumo
ゲームジャンル アクション
機種 PC
PS4
PS Vita
配信日 2016年10月20日
開発元 Rising Star Games
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