本日、人気ゲーム『勇者のくせになまいきだ』のVR版『V!勇者のくせになまいきだR』の新トレーラーが公開された。去年の9月振りの新情報公開となる本作。新PVで分かったことを解説する。
目次
判明した要素
魔王の声優は関智一
今までの『勇者のくせになまいきだ』シリーズでは魔王はドット絵で声も「ごにょごにょ」というSEだった。
しかし本作では魔王が3D化したと同時に魔王の声を関智一が、ムスメの声を小清水亜美が担当している。
『V!勇者のくせになまいきだR』の最新トレーラーを公開致しました!https://t.co/iedkLh6NId #勇なま #Vなま
※魔王のCVは関智一さん(@seki0908)、ムスメのCVは小清水亜美さん(@AMISUKESHIGOM)です。
— 鳥山晃之(SIE) (@TORIYAMA_SIE) June 8, 2017
声を入れた理由としては電撃PSの記事が参考となる。プレイヤー誘導する上でVR×文字情報は相性が悪いので納得である。
配役については問題発言しがちな魔王と問題発言だらけの関智一ということでピッタリだと思う。
ドラゴンオーブと破壊神スキル
9月に公開されたPVと見比べると分かるがコントローラーのデザインが大きく変わっている。変わった点はドラゴンオーブの採用である。PVの説明によるとオーブを集めることで破壊神スキルを使えるらしい。
破壊神スキルその1「魔の進軍」
全ての魔物を一気に勇者の拠点に向かわせて一斉攻撃できるスキルのようである。
本作がRTSというジャンルなことからも分かるが、基本的に拠点を強化し勇者の進行から身を守るゲームとなっている。
しかし目的はタワーディフェンスと異なり、相手勇者の拠点を攻め落とすこととなっている。そのため守備から攻撃に転じるタイミングでこのスキルを用いるのだと思われる。
破壊神スキルその2「魔のいかずち」
勇者を魔王が直接攻撃できるスキルである。「魔の進軍」が攻撃用スキルだとすると、こちらは防衛用スキルである。
魔物の移動
拠点から生み出された魔物をコントローラーに吸い込んで指定の位置に再配置できる機能も公開された。これはつみきBLOQでも採用されている手法である。プレイスペースが小さい日本にも向いている手法だと言える。
魔物合成
シリーズ恒例の魔方陣の作り方も判明した。魔物を複数コントローラーに吸い込んだ後にコントローラーをシェイクすることで魔物合成し魔方陣を作り出せるようである。
このシェイク合成時に使用する数値は何なのか気になる。
ゲームオーバー時には目の前で連れて行かれる演出
ゲームオーバー時の動画もPVの最後に含まれている。プレイヤーは目の前で勇者に魔王が連れて行かれるシーンを見ることになるようだ。これは面白い演出。
2017年秋発売が待ち遠しい
あまり期待していなかったがPVから作り込みを感じて楽しみになってきた。
現状は骨太なVRゲームが少な過ぎる。勇なまシリーズはいつも一筋縄ではいかない印象があるので今作も期待できると思う。
また、VRはジオラマ系ゲームと非常に相性が良い。現在配信中のVRタイトルで言うと「THE PLAYROOM VR」にジオラマ鑑賞可能なモードがあるのだが、目の前で小さなオモチャが動いているのは想像以上に可愛い。本作もオモチャが動き出す楽しみを存分に味わえると思うので期待したい。