少年ジャンプ公式とコラボした大喜利ゲーム『ネコの大喜利寿司』をプレイした感想。
どんなゲーム?
とりあえず僕の殿堂入りでもおひとつどうぞ…
少年ジャンプと公式コラボ大喜利寿司ゲーム#ネコの大喜利寿司https://t.co/lrb1O575Md pic.twitter.com/7QsMNKkGaP
— サクライタケシ▲←おにぎり (@ta_ke_sh_i) 2019年2月12日
『ネコの大喜利寿司』はジャンプの人気漫画を題材にした大喜利アプリ。プレイヤーは与えられたお題に合うコマを選択し、面白いセリフを入力。誰かにボケを評価してもらったり他人のボケをジャッジする。高評価を集めてザブトンを入手、オーギリランク上昇を目指そう。
基本プレイ無料でiOS, Android向けに配信中。
魅力
『少年ジャンプ+』で紹介されてて試しに遊んでみたが内容が良く出来ていた。本作の魅力を紹介してみよう。
承認欲求
これは普段使いも出来そうだと思った
少年ジャンプと公式コラボ大喜利寿司ゲーム
#ネコの大喜利寿司https://t.co/gwLw9ZBakw pic.twitter.com/VOj8Je3WAI— 無銘 (@dis666) 2019年2月11日
本作は要するに少年ジャンプ版の「ボケて(bokete)」である。ジャンプ作品お馴染みの漫画のコマを使用して「お題」に沿ったセリフを入力してボケを競い合う。ボケるのも評価するのも人間なので自ずと笑いのセンスが問われ、最高評価の「金のシャチホコ」を入手するのは非常に難しい。「ジャッジ」が厳しいからこそ大勢の人に「面白い」と認められた際には小躍りするほど嬉しくなるし、手軽に承認欲求を満たすことが出来る。Twitterで嘘松投稿をする人の心理を疑似体験できて楽しい。
公式コラ
古のデスノコラはすき pic.twitter.com/OhfgLcZ2s7
— ねりちか (@dakuneri) 2017年10月22日
皆さんはWebのFlash全盛期に流行った「デスノコラ」をご存知だろうか。当時、デスノートの漫画を題材にセリフを変えてボケる職人芸が流行しTwitterでも再ブームが起きた。『ネコの大喜利寿司』はいわば公式によってコラが許諾された状況でボケ画像はSNS投稿にも対応している。バランスを保つために「お題」という制約はあるもののコマを選択、セリフを入力するだけで手軽にボケ画像を作れるのも面白い。
収集要素
ボケに使用できるコマは課金で開放したりオーギリランクを上げて入手可能。やり込むほどにボケの幅を広げられる楽しみも存在している。現状はコマ数、作品数が少なすぎて同じボケを見かけるのも多いのが課題。新たなコマの追加と開放方法の検討をしてほしいところ。
今後に期待
アイデアは非常に面白いし「ジャッジ」のシステムはシンプルながらよく出来ている。課題はゲームとしての「奥深さ」。現状は単にジャッジする → ボケるの繰り返しで飽きが早く、結果確認までの時間が長いこともテンポの遅さに繋がっている。コマ収集機能を強化して遊ぶほどコマが集まる、選びやすくなる仕様があれば繰り返しプレイしたくなるはず。いっそのことガチャ機能を追加してコマ開放可能にするのもアリなのでは。
この手の出版社が企画するアプリとしては面白い試みだったと思う。今後に期待したい。