乾徳山 日帰り登山感想【バス時刻・登山ルート】

10月1日に山梨の乾徳山日帰り登山してきた感想。

登山ルート

登山ルート的にはこちらの方と同じルート。ヤマレコならこちら

登り:乾徳山登山口バス停 → 登山道 → 銀晶水 → 錦晶水 → 国師ヶ原 → 扇平 → 乾徳山

下り:【迂回新道】 → 国師ヶ原 → 【道満尾根】 → 乾徳山登山口バス停

国師ヶ原を中心に8の字型に登り降りするルートとなっている。

バス時刻

行き

塩山駅 乾徳山登山口
8:30 9:02
9:05 9:37

参考:山梨交通バス

山梨市駅 乾徳山登山口
9:12 9:44
10:15 10:53

参考:山梨市営バス(西沢渓谷線)

帰り

乾徳山登山口 塩山駅
15:08 15:40
16:08 16:40

参考:山梨交通バス

乾徳山登山口 山梨市駅
15:36 16:08
16:51 17:23

参考:山梨市営バス(西沢渓谷線)

予定タイム

9:40 乾徳山登山口
10:10 登山道入口
11:30 国師ヶ原
12:00 扇平
13:00 乾徳山
昼食20分
13:20 乾徳山出発
14:40 国師ヶ原
15:40 道満山
16:30 乾徳山登山口

当日の記録

8:50 塩山駅に到着。9時発のバスだと日帰りはかなり厳しいので注意。

9:40 乾徳山登山口バス停に到着。この時間のバスに乗っていたのは8人だけだった。普段は3,40人居るらしい。

登山道入り口までは車道を歩く。

綺麗な秋晴れ。紅葉している木も。

10:10 登山道入り口に到着。

10:35 給水可能なポイント銀晶水に到着。水が冷たい。

しばらくは展望も無く岩場の山道が続く。

11:15 第二の給水ポイント錦晶水に到着。ここまで来れば国師ヶ原まであと少し。

国師ヶ原に向かう途中で3匹の鹿に遭遇。

11:25 国師ヶ原到着。一気に展望が開ける。

正面の扇平方面に登り、左側の高原ヒュッテ側から下ってくる。国師ヶ原が交差ポイントとなる。

暫く歩くとススキが生い茂る月見岩付近に入る。

秋を感じられて非常に気持ちが良い。

振り返ると富士山だが上端しか見えなかった。

途中の月見岩。秋にピッタリな場所だと思う。

12:00 扇平。ここから先は再び岩場となる。

岩場を進む。

進むと鎖場のあるエリアに入る。

絶景だが滑落しないように注意。

見どころの一つである鎖場。腕力が要求される。

滑落の危険もあるので注意して登りたい。

乾徳山頂上前の最後の難所である鳳岩。2010年には滑落による死亡事故も発生している。無理と判断したら迂回路を利用すること。

途中までは平らなため完全に腕力で登る必要がある。半分登れば手を引っ掛けられるポイントがあるので、そこからは鎖を使わずに登れる。

13:00 乾徳山頂上。360度のパノラマを楽しめるが風を避けられるポイントは少ない。

頂上周辺は岩場のみで平らなポイントが無い。一歩先が崖だったりするので足元には十分注意すること。

13:20 乾徳山出発。笠盛山方面に進み途中で左側の迂回新道に抜ける。

迂回新道に入るまでは危険な足場が続く。

国師ヶ原・高原ヒュッテ方面の迂回新道への分岐点。看板が多いので間違えることはないと思うが黒金山方面に進まないように注意。

以前の台風の影響か道中は木の枝が散乱していて道がかなり分かりづらい。赤テープを見失わないように注意。

展望は期待できない。小岩が多く急な高低差もあり、足を滑らしがちなので迂回新道側からの下山は難易度が高め。

国師ヶ原近くの高原ヒュッテ。休憩所として利用可能。

14:50 国師ヶ原。道なりに進み道満尾根方向へ。

作業道を横切り道満山へ。

こちらも小岩が多く足を滑らしがち。体力を消耗する。

16:00 下山し集落に到着。途中登る部分が道満山だったのだと思う。ここからバス停までは7分。

16:08 ギリギリ16:08に乗れる時間にバス停に到着。

16:40 帰りのバスは向岳寺で途中下車。折角なので塩山温泉に向かう。

16:47 公衆浴場である宏池荘。塩山駅からは徒歩10分ほど。

入湯料400円という安さでアルカリ性の天然温泉を堪能できる。地元の人も利用しており、貴重品などはオバちゃんが預かってくれる。

帰りは高尾に出来たばかりのショッピングモール「イーアス高尾」の「すしえもん」でお寿司を堪能した。

感想

非常に良い時期に登山できたと思う。辺り一面のススキに日本の原風景を感じられたし、紅葉の時期ほど混雑もしていなかった。

今回のルートは下山スピードがかなり早かったため強行できたが普通は8時台のバスでないと厳しいと思う。時間次第では山頂からUターンをお勧めする。

鎖場は見た目以上に腕力が要求される。女性・子供には厳しいかもしれない。下山ルートも小岩が多く2回ほど転倒した。岩場・鎖場の経験が浅い登山初心者にはお勧めできない。

しかしその分アスレチックとしての楽しさは随一である。切り立った岩場はスリル満点だし、一歩間違えば滑落するポイントが多数存在する。岩場・鎖場の登山にも慣れて腕試しをするには良い山だろう。

ちなみに帰りに寄った宏池荘は穴場なので非常にお勧め。価格も400円と破格。高尾の「すしえもん」も宇和島からの初出店の店で直送しており、ネタが新鮮。ネットで予約もできる。

以上、登山ルートを参考に乾徳山を楽しんで欲しい。

上記ルートも含まれる愛用している日帰り登山本は↓

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