『ポータルナイツ』感想、マインクラフトの自由度には程遠いRPG

6月29日に発売予定の『ポータルナイツ』。体験版をプレイした感想をまとめる。

どんなゲーム?

『ポータルナイツ』 イントロダクショントレーラー

ポータルナイツ』はPS4向けにスパイク・チュンソフトから2017年6月29日発売予定の3Dサンドボックスゲーム。PC版は去年発売済み。

ジャンルは「モノづくりアクションRPG」となっており、ブロックでのクラフト要素とRPG要素が合わさったゲームになっている。

体験版の感想

草生えすぎ

ビジュアルでどうしても気になるのが「草生えすぎ」な点である。画面の通り土ブロック全てに草が生えている。これは見た目的に鬱陶しいだけでなく、ゲームとしても足場が分かりづらい、掘る場所が分かりづらい、PS4が高負荷になる等悪いこと尽くしである。テラリアのように攻撃で草むしりできないのもストレス。

そして、マイクラDQビルダーズに慣れた人間にはゲーム内容以前に違和感が凄い。PC版では設定でオフに出来たようなのでコンソール版も同じ仕様にして欲しい。

冒険する楽しさが無い

本作は『ポータルナイツ』というタイトルの通り、別々の小さな世界をポータルで移動する内容となっている。そのため各世界では「ポータルを繋げる」という明確な目的があり、個別にミッション、レベルデザインが用意されている。イメージとしてはDQビルダーズのストーリーモードが近い。

プレイヤーが出来ることは、見渡せる範囲の用意された世界でミッションを進めることだけである。世界を気の向くままに探索する楽しみが本作には存在しない。

クラフト要素はおまけ

サンドボックスとしてクラフト要素はどうかというと、こちらもレゴブロックの組み立てレベルのことしか出来ない。DQビルダーズのようにアイテム数が多いわけでもなく、マイクラのようにレッドストーン回路トロッコがある訳でもない。

せっかく4人マルチプレイが用意されているのにおままごと的なクラフトしか出来ないのは非常に残念。

総評

本作はマイクラ、DQBのようなクラフトゲームではなく、飽くまでアクションRPGなのだと思う。クリア目的でゲームする分には楽しめるが、ずっと遊べる奥深さが本作には無い。

RPGとしての要素も物足りない。レベルアップ時のパラメータ変化は攻撃力・HP等の数値いじりでしかなく、スキルもダメージ量増加等のRPG要素をそのまま持ってきた内容である。

無限の遊び方があるサンドボックスというジャンルと強化値の限界があるRPG要素の相性は非常に悪い。これならRPGではなくローグ方式にしてポータル移動する度にランダム生成される世界を永遠に攻略できる方が面白くなったと思う。亜種としては非常に残念。

本編は面白い可能性

以上、体験版をプレイした感想だった。本編ではが改善される可能性もあるし、4人マルチプレイでクリアを目指す分には十分楽しめると思う。上記ボス戦の動画観る限りMMOのように共闘も楽しめそう。価格も3,000円と安いので手軽なマルチプレイゲームを探してる方にはお勧め。是非検討してみて欲しい。

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コメント

  1. バンブラP勢 より:

    最近気になってSwitch版の方で買ったポータルナイツですが
    今まででやってきたゲームがスローライフ?系統だったのでその流れで買いまして(^^ゞ
    一応今まで買ったゲームが
    Stadew Valley
    Yonder青の大地と雲の物語
    きみのまちポルティア
    ルーンファクトリー4s
    それぞれ現在のプレイ時間は
    Stadew Valley(90時間)中途半端なところで止まってますw

    Yonder(25時間)攻略済み

    きみのまちポルティア(105時間)まだ攻略できてません

    ルーンファクトリー4s(90時間)まだ攻略出来てません
    (^^汗
    こんな感じです。
    StadewValleyはゲーム内で1年ちょいやってます。
    Yonderはメインクエスト攻略後のやりこみ要素は触れてません。
    きみのまちポルティアは1年過ぎたところですが
    まだまだ遊べますしボリューム凄いですね!
    ルーンファクトリー4sは1年半ちょいやりました。
    こちらもスローなストーリー流れながらもまだまだ遊べますね。